山本五十六記念館と水産食堂の海鮮丼|新潟空港~JALどこかにマイルの旅

零戦のイメージ写真

今回は、”新潟空港”に当選しました。

JALどこかにマイル」は、僅か6,000マイル(2023年4月12日以降〜7,000マイル)で、ランダムに抽出された空港から、どこかにフライトできるミステリーツアーのような特典航空券

長岡市の「山本五十六やまもといそろく記念館」を観光してきました。

食事は、新潟中央卸売市場の「水産食堂」をご紹介します。

スポンサーリンク

新潟中央卸売市場の水産食堂

水産食堂

▶住所:新潟県新潟市江南区茗荷谷711

▶TEL:025-257-6545

水産食堂の地図

新潟中央卸売市場は、新潟駅から車で15分程度。

市場で働く従業員向けの食堂が、たくさん並んでいます。

そのなかで最もお勧めするのは「水産食堂

水産食堂の入り口

もちろん観光客もウェルカム!

新潟を訪れるたび、朝食はここに決めています。

妻と特選海鮮丼

お勧めは、何といっても人気No.1の特選海鮮丼

このボリュームで、1,180円

全国どこの市場に比べても、コスパ最高です。

特選海鮮丼のアップ写真

カフェも併設しており、観光前に是非とも立ち寄りたい市場です。

山本五十六記念館

山元五十六記念館の内観

今回の目的は、「山本五十六やまもといそろく記念館」

ハワイの戦艦ミズーリ記念館と、セットで往訪しておきたかったからです。

アクセス

山本五十六記念館

▶住所:〒940-0056 新潟県長岡市呉服町1丁目4-1
▶TEL:0258-37-8001
▶アクセス:JR長岡駅より徒歩10分/北陸・関越自動車道長岡ICより車で15分
▶営業時間:10:00〜17:00
▶休館日:年末年始12月28日~1月4日迄
▶入館料:大人500円(団体400円)/小・中学生200円(団体150円)

展示の目玉

海軍一式陸上攻撃機の左翼部分

山本五十六が搭乗していた「海軍一式陸上攻撃機」の左翼部分が、生々しく展示されています。

山元五十六のパスポート

山本五十六のパスポートです。

戦艦長門の軍艦旗がミズーリ記念館から寄贈

長門軍艦旗の寄贈式の様子
2017.10.6 戦艦長門の軍艦旗の前で握手する丸山智館長とマイケル・カー会長

2017年10月6日

戦艦「長門ながと」は、世界七大戦艦のひとつ。

山本五十六が乗艦した長門の軍艦旗が、戦艦ミズーリ記念館から寄贈されました。

日本海軍の象徴として国民に親しまれ、真珠湾攻撃やレイテ沖海戦で活躍しましたが、終戦後にアメリカ軍が接収。

核実験の標的艦としてビキニ環礁に沈められました。

山本五十六

海軍大将でありながら日独伊三国同盟に反対。

第二次世界大戦勃発により、意思に反して真珠湾奇襲攻撃を開始。

最後は、ソロモン諸島上空で撃墜され、悲運の末路を辿りました。

年表

年 表
  • 明治17年
    新潟県長岡市、旧長岡藩士族高野家に生れる
    父56歳の時に生まれたので五十六と命名
  • 大正5年
    旧長岡藩士山本家を継ぐ
  • 大正8年
    アメリカ合衆国 ハーバード大学で学ぶ
  • 昭和9年
    ロンドン軍縮会議予備交渉の海軍代表
  • 昭和14年
    聯合艦隊司令長官
  • 昭和15年
    海軍大将

    日独伊三国同盟に反対

  • 昭和16年
    12月8日 真珠湾攻撃
  • 昭和17年
    ミッドウェー作戦で大敗
  • 昭和18年
    4月 ソロモン諸島上空(ブーゲンビル島)で米軍機に撃墜され戦死。
    享年60歳。
  • 昭和18年
    5月 元帥
    6月 国葬(皇族以外の平民が国葬された最初の人物)

人物評

身長160cm、体重65kgで小柄。

酒は飲まず、甘いものが好物で、将棋が得意。

博打好きで、モナコでは、勝ちすぎるためカジノ協会から出入り禁止令を受ける。

井上成美大将 
海軍大学校教官時代の山本が、軍政と軍備の関係について着目し研究したことを、航空重視の姿勢と合わせて「実に卓見と申すべく」と高く評価。

堀悌吉中将(同期)
山本戦死の報を受けて「一将一友を失いしを惜しむのときにあらず。ただ、この人去って、再びこの人なし」

連合艦隊作戦参謀三輪義勇
「とっつきにくい人だったが、はかり知れぬ深さのある人で、2~3か月もすればたいていの人は尊敬し懐いた」「任務に忠実、自らに厳しく他人には寛大、エチケット、表現し辛い多くの要素が一体となって山本の人格を形成し、太平洋戦争当時の日本海軍の中では最高の指揮官だった」

森田貫一中将
「山本に半年仕えれば、一体感を持つようになる。仮に山本が危険に晒されたら反射的に命を捨てて守るだろう」

草鹿龍之介中将
「上司・人間として立派で情実があった」「ジェスチャーが大きすぎる。戦術家よりも軍政家向きの資質だった」

横山一郎少将
「統率は申し分なく立派。作戦は落第」

松田千秋少将
「情誼に厚い立派な人で、先見の明があって、航空をあれだけ開発発展させたことは非常な功績だ。しかし、作戦は感心できるようなものがほとんどなかった」「真珠湾攻撃は博打が当たって上手くいったが、ミッドウェー海戦ではあの通りになってしまった」

原田実大佐
「真珠湾攻撃といえば、必ず山本五十六元帥が頭に浮かぶが、山本元帥といえば、必ず真珠湾攻撃が頭に浮かぶとは限らない。それほど元帥は偉大な存在であった」

奥宮正武中佐
「酒を飲まず、ゲームごとが好きでトランプに優れ、内外問わず老若男女を差別せずに接して人々を温かく受け入れ、手紙や書、和歌を多く書いた」

吉田俊雄中佐
「太平洋戦争は山本五十六自身の戦争だった」

連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサー元帥
「連合国との戦争に反対し、開戦となると真珠湾攻撃で大成功を収めた。ソロモン諸島での作戦を全般的に指揮し、日本海軍の戦略的頭脳と見做されていた」

▶乗り組み下士官兵の評判
艦内で出会った際に敬礼すると、ほとんど同時に正確で美しい挙手の答礼を返してくれると言われていた。

戦死した部下には、その家族に自筆で手紙を書き、自ら墓参に訪れることもありました。

南郷茂章大尉が戦死した際は、遺族の元を訪れ卒倒するほど慟哭。

戦死した部下の名前を手帳に刻み、その手帳を常備していたそうです。

戦死者への賛美と、死への決意で満ちていたといいます。

名言

現代ビジネスマンにも通用する名言が、たくさん残されています。

やってみせ 
言って聞かせて
させてみて
誉めてやらねば
人は動かじ

<原文>
やって見せ
説いて聞かせて
やらせてみ
讃めてやらねば
人は動かぬ

「仕事を教えるのでも、めてやると云うことが、秘訣のようであります、讃めると云うことは馬鹿な奴をおだてると云うことではなく、共に喜ぶことなのであります」

苦しいこともあるだろう
言いたいこともあるだろう
不満なこともあるだろう
腹の立つこともあるだろう
泣きたいこともあるだろう
これらをじっとこらえてゆくのが
男の修行である

猛特訓に苦しむ兵のために書いてやったといわれます。

お土産のクリアファイル

山本五十六記念館で、お土産に購入したクリアファイル。

白鳥の渡来地・瓢湖 

 阿賀野市にある、白鳥おじさんで有名な瓢湖ひょうこ

人造湖で、毎年たくさんの白鳥が飛来してきます。

瓢湖水きん公園

白鳥おじさんが近付くと、餌を求めて白鳥や鴨が集まってきます。

白鳥おじさんに集まる白鳥

白鳥おじさんが歩くと…

鳥たちも同じ方向へ。

たくさんの白鳥も移動します

おびただしい数に仰天します!

万代バスセンターのカレー

バスセンターの立ち食いコーナー

夜は、新潟のソウルフード「バスセンターのカレー」を頂きます。

万代シティバスターミナル1階のカレーが有名です。

超大盛のカレー

すごいボリュームのカレーと福神漬け!

これで並み盛りサイズとは驚きです。

中辛の美味しいカレーでした。

あとがき

山元五十六の格言「やってみせ 言って聞かせて させてみて 誉めてやらねば 人は動かじ」は、会社員時代に好きな言葉でした。

山本五十六記念館は、五十六の戦争に対する心情が読み取れます。

ハワイの「戦艦ミズーリ記念館」でも、山本五十六が紹介されています。

もし機会があれば、両方訪れてみると理解が深まります。

コメント