
大谷翔平選手が、毎日10~12時間の睡眠をとることは有名。
ジェフ・ベゾスやイーロン・マスクも、6時間以上の睡眠をとります。
蓄積された1日の疲労は、睡眠でしか回復しません。
徹夜をすると、朝の光で体は覚醒しますが、溜まった疲労は取れていないのです。
この記事では、規則正しい睡眠を取る8ヶ条と理想の睡眠時間を紹介します。
睡眠の質を高める8ヶ条

①睡眠時間にこだわらない
②寝る前にカフェインを避ける
③毎日同じ時刻に起きる
④夜は明るい場所を避ける
⑤規則正しい朝食と運動
⑥昼寝は30分まで
⑦眠れないなら起きる
⑧寝酒は不眠症のもと
①睡眠時間にこだわらない
疲労が取れる十分な睡眠時間を確保できればよいのです。
ちょうどいい睡眠時間は、人それぞれ。
歳をとると、睡眠時間は短くなるものです。
②寝る前にカフェインを避ける
寝る前4時間以内のカフェイン摂取を避けましょう。
喫煙も同様です。
カフェインは眠気を妨げ、喫煙は覚醒します。
③毎日同じ時刻に起きる
規則正しい起床は、早い就寝につながります。
休日に遅くまで寝ていると、週明けの朝が辛くなります。
起床のズレは、2時間以内にとどめましょう。
④夜は明るい場所を避ける
過度に明るい場所は避けましょう。
体内時計が狂い、メラトニンの分泌が抑えられ、睡眠と覚醒のリズムが崩れます。
⑤規則正しい朝食と運動
規則正しい朝食を心掛けましょう。
朝食の1時間前になると、消化器系の活動が活発になることがわかっています。
運動習慣のある人は、不眠になりにくいという研究報告があります。
⑥昼寝は30分まで
15時迄に、30分未満の昼寝で済ませましょう。
規則正しい昼寝は、夜の睡眠に悪影響を与えません。
むしろ、午後の活動が効率的になることがわかっています。
⑦眠れないなら起きる
眠れないなら、積極的に遅く寝て、早起きしましょう。
体内時計がリセットされ、安定した睡眠ができるようになります。
⑧寝酒は不眠症のもと
寝る前のお酒は、不眠症のもと。
お酒は急性的に入眠を早めますが、3~4時間で覚醒します。
アルコールがアルデヒドという覚醒物質に代謝されるからです。
また、レム睡眠を抑制し、朝方に嫌な夢をみることがあります。
理想の睡眠時間

睡眠時間は、長くても短くても、死亡リスクが高まるという報告があります。
それでは、毎日何時間眠ればよいのか?
個人差があり、絶対的な基準はありません。
「日中に眠気で困らなければ十分」というのが、専門家の見解です。
90分周期で訪れる、レム睡眠(夢を見ているの状態)で起きるのが理想です。
成人の場合、6時間〜7時間30分が目安。

あとがき
就寝前のお酒は、危険です。
翌朝の目覚めが悪くなるばかりか、睡眠障害を誘発します。
ひどい場合は、依存症やうつ病を発症することも。
晩酌は、ほどほどにしておきましょう。
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