給料UPでFIREの近道|IT系ハイクラス転職と職業訓練の活用

ITスキルイメージ

会社員でFIREを目指す方が多くなりました。

当サイトでは、中高年の「Side FIRE」を応援しています。

FIREの定義|4種類のFIRE

FIRE達成には、一定の資産構築と、サイドビジネスで稼ぐ力が必須です。

本業の給料を増やして蓄財し、ビジネスで稼ぐ力を伸ばしていきます。

今回は、IT業界に転職して給料UPさせる方法を解説します。

この記事のお勧め
  • FIREに興味がある人
  • 転職に興味がある人
  • IT業界に興味がある人
スポンサーリンク

FIRE達成の要素

「Side FIRE」達成の要素は2点。

FIRE達成の要素

一定金額の資産構築(基礎生活費)
サイドビジネスで稼ぐ力(ゆとり費)

一定の資産で基礎生活費を賄い、サイドビジネスでゆとり費を賄います。

①一定金額の資産構築

構築した資産で基礎生活費を賄います。

FIRE達成の年齢により、資産2,000万円~5,000万円が必要です。

②サイドビジネスで稼ぐ力

ビジネスでゆとり費を賄います。

人間らしく趣味や娯楽を楽しむ費用は、稼ぐ力で賄います。

FIRE後の基礎生活費を賄うために蓄財が必要です。

FIREの近道

給料UP資産構築の早送りを推奨します。

FIREの近道

ハイクラス転職給料をUPさせる。

転職エージェントに登録してIT業界に転職する。
職業訓練を受けてIT業界に転職する。

IT業界を推奨する理由は、高給・人手不足・就職支援の後ろ盾があるからです。

IT業界の人手不足職業訓練を説明します。

転職エージェントに登録する

ハイクラス転職

ハイクラス転職の定義は曖昧ですが、転職エージェント5社(リクルート、パソナ、doda、ビズリーチ、JAC)によると、給料600~700万円以上の転職を指しています。

全世帯の上位35%に当たる給与水準です。

IT業界は、これらの水準をクリアしています。

厚生労働省発表の所得分布図
厚生労働省発表の所得分布図

給与水準の中央値は427万円

現在の会社で勤め続けても、ベースアップや昇給のチャンスは年に1度あるかないかです。

転職エージェントに登録し、自分の価値を正しく評価してくれる企業を探しましょう

日本一の企業、トヨタ自動車の社長自ら「終身雇用は難しい」と発言する時代です。

転職活動は自由ですから、自分の価値を知っておく良い機会です。

今以上の評価が出なければ、現在の会社に帰属して副業に注力しましょう。

人手不足の職業・職種ランキング

人手不足の職業・職種ランキングです。

1位 IT業界

2位 建設業界

3位 運輸業界

4位 保安業界

5位 外勤事務

6位 介護士

7位 看護師

8位 販売・小売業界

9位 電気工事士

10位 保育士

※リクルート社出典

IT業界が、最も人材不足の業界であることが解ります。

1位  IT業界

 IT=information technology>
 コンピューター、インターネットなどを使う情報技術を総称する語。
 国際的には、ICT(情報通信技術)が広義に使用される。

IT業界とは、NTTデータ、IBM、富士通、NECなどの情報処理サービス業界を指します。

高い給与水準ですが、専門の知識が必要となり、優秀な人材が海外へ流出するなど、最も人手不足が顕著な業界です。

IT業界の仕事は大きく3つに分かれます。

  • エンジニア系
  • Web系
  • 営業系

エンジニア系とWeb系は、プログラミングに関する知識が必須です。

「基本情報処理技術者」「ITパスポート」の資格取得も転職に有利でしょう。

Xserverドメイン

2位 建設業界

建設業界では、高度経済成長を支えた団塊世代が引退し、慢性的な人手不足に陥っています。

大規模商業施設や高層マンションなどの建築ラッシュが続き、コロナ禍や円安の影響による資材不足も加わりパニック状態です。

有効求人倍率も4~5倍で推移している状態です。

3位 運輸業界

ネット通販の普及や、当日配達など過剰サービスの台頭で、運輸業界の人員需要は高まるばかりです。

年間43億㌧の物流のうち、9割がトラック輸送です。

トラック運転手の長時間労働による過労死や、安価な報酬が社会問題にもなっています。

4位 保安業界

工事現場の交通整理や駐車場の誘導員、金融機関のロビー警備やビルの夜間警備など職種は様々です。

高齢者でも採用されるメリットは有りますが、昼夜を問わない不規則な生活が人員不足の要因です。

5位 外勤事務

NHK受信料の集金、水道メーターの検針員など外勤事務員も人手不足です。

外勤事務は自分のペースで仕事ができるメリットもありますが、顧客と直接対峙してクレームを受けることも多く、離職率の高い職種です。

6位 介護業界

日本人の高齢化が進み、介護関連の仕事はニーズが高まる一方です。

低賃金にもかかわらず、不規則な勤務体系と重労働で汚れ仕事の多いことなど、離職率の高い業界です。

7位 看護師

人命を預かる尊い職業でありながら、疲労困憊で心身ともに病んで離職する人材が多い職種です。

コロナ禍で一層の離職が進みましたが、資格が必要なため、転職には有利な職種です。

8位 販売・小売業界

接客業であるため、クレームや理不尽な言いがかりを受けることも多く、人手不足が根強い業界です。

コロナ禍で人員整理されたように、不安定な職種でもあります。

年中無休の営業やサービスを展開している場合は、休暇も取りにくく定着率の低い業界です。

9位 電気工事士

電気工事は、有資格者でないと取り扱えません。

建築ラッシュとネット回線の普及により、電気工事士の人手不足が顕著です。

高所作業や家電製品の取り付けに留まらず、高圧配電盤や分電盤の知識も必要になります。

10位 保育士

少子化が進む一方で共働き世帯が増加し、子供を預ける施設も保育士も不足しています。

子供を預かる責任と負担が増し、保護者との人間関係の難しさも見え隠れします。

低賃金で残業が多いことも、離職率の高い原因となっています。

 



職業訓練を受ける

全くITの知識が無くて不安という方には、職業訓練校をお勧めします。

ハローワークで失業手当を貰いながら、無料で6ヶ月間の授業を受けることができます。

私は、早期退職して失業給付期間中に、ポリテクセンターの見学会に参加しました。

ポリテクセンター関西・大阪支部の見学会

ポリテクセンター兵庫の見学会

ポリテクセンター

ポリテクセンターは、ハローワークが推奨する全国職業訓練機関です。

就職に必要な知識とスキルを習得するものづくり分野に特化して、職業訓練を施しています。

訓練コース

「ポリテクセンター関西」の訓練コースですが、全国どこも似たようなものです。

( )は、応募倍率です。

  • ICTエンジニア科3.2
  • IoTシステム開発科(1.7)
  • ものづくりロボット技術科(0.59)
  • 電気設備技術科(1.9)
  • NC機械技術科(0.29)
  • CAD/NC技術科(1.0)
  • CAD/CAM技術科(0.52)
  • CAD機械設計課(1.0)
  • ものづくりサポート技術科(1.2)
  • メタルワーク科(0.6)

2021年度の応募倍率は、0.29倍3.2倍です。

やはり、IT系の就職に有利ということで、ICTエンジニア科が一番人気です!

職業訓練校に入校するためには、簡単な筆記テストと面談を受けます。

訓練後の就職率

例年、卒業生の就職率は80%以上です(令和2年は83.2%)

年齢層は、30歳代~40歳代が6割50歳代以上も2割の比率で受講しています。

ICTエンジニア科の男女比率は半々です。

訓練を受講するメリット

専門分野のスキルが身に付く

ICTエンジニアとして、IoT・ビッグデータ・AI・クラウドなどの専門知識を学習します。

プログラミング、ネットワーク構築、サーバ構築に必要な技術を、幅広く体系的に習得できます。

訓練は「分かる」ではなく「出来る」を目指したカリキュラムとなっており、基礎からスタートすることで、未経験の初心者でも実際に「出来る」ようになります。

経済的負担が少ない

全国ポリテクセンターは、受講料無料で、テキストや作業服の実費のみ負担します。

就職活動をサポート

求人情報の提供個別相談就職支援セミナーを開催しています。

同じ目標を持った仲間もできますので、お互い切磋琢磨して情報交換することもできます。

資格取得

訓練中に任意で資格を取得することができます。

具体的な訓練到達像

訓練後に習得しているスキル例です。

  • Javaプログラミングスキル
  • Androidアプリ開発のための技術
  • 多機能通信端末デバイス制御プログラミング
  • Webエンジニアスキル(HTML,CSS,JavaScript,PHP,Laravel)
  • Linuxの基本操作と各種サーバ用ソフトの構築
  • クラウドを利用したネットワークサーバの構築

本気でIT業界を目指すのであれば、

職業訓練校のデメリットは見当たりません。

まとめ

FIREの近道として、IT業界へ転職して給料UPさせる方法を解説しました。

FIREの近道
ハイクラス転職給料をUPさせる。

転職エージェントに登録してIT業界に転職する。
職業訓練を受けてIT業界に転職する。

IT業界を推奨する理由は、高給・人手不足・就職支援の後ろ盾があるからです。

ハイクラス転職エージェント各社の登録条件は様々です。

なかには、未経験者や50代以上を対象外とするエージェント社もあります。

心身ともに若いうちに、次のステップへ進みましょう!

コメント