
ネットのない、ひと昔まえ。
手紙を書くことは、特別なことでした。
お礼、年賀状、恋文…
現代では、毎日のように文章を書いて発信します。
SNS、LINE、社内メール…
ネット社会では、文章を作成する能力が問われます。
ブログ初心者にも役立つ、文章の書き方6原則。
「漢字の閉じ開き」例も、一覧にしました。
最後に、夢を実現するヒントを紹介しています。
- SNSで発信する人
- 会社でメールする人
- ネット文章に興味がある人
ネットで文章を書く
ネットの文章は、見た目が9割。
ネット上の文章は「見た目」
パッと見たときの「印象」が9割です。
文章を書く6原則

①「つかみ」が最重要。
②ワンセンテンスは、短く言い切る。
③頻繁に改行する。
④句点だけでなく、読点でも改行する。
⑤写真やイラストを入れる。
⑥漢字の閉じ開きを使い分ける。
①「つかみ」が最重要
ネットの文章は、スピード感が大切。
相手の興味をひく「つかみ」が最重要です。
次の文字。
次の文章。
次の段落。
次を読みたくなる工夫が必要です。
色使いは、できるだけシンプルに。
太文字、色文字、下線、マーカーなど、多用すると読みづらくなります。
②ワンセンテンスは短く言い切る
1文が3行以上続くのは、避けましょう。
人間の視覚の限界は、3行100~120文字程度です。
③頻繁に改行する
文章を短くするため、頻繁に改行する。
読点の使用は、2回までが理想。
スマホで読まれることを前提に。
PCで作成した文章も、スマホで読み返しましょう。
④読点でも改行する
句点でだけでなく、読点で改行するのも効果的。
句点(。)だけでなく、読点(、)で改行しても構いません。
読点は、息継ぎするタイミングで入れると効果的。
スマホの画面が文字で埋まっていると、読む気が失せます。
行間を開け、文章の塊を作らないようにしましょう。
⑤写真やイラストを入れる
写真やイラストを柔軟に取り入れる。
文字だけの文章は、疲れます。
合い間に写真やイラストを入れると、一息つくことができます。
アイキャッチで視覚にも訴えましょう。
⑥漢字の閉じ開きを使い分ける
漢字の「閉じ開き」とは、ライターの専門用語。
・漢字を閉じる=漢字で書く。
・漢字を開く=ひらがなで書く。
読みやすく、バランスをとるために、漢字を開きます。
理想のバランスは、漢字:ひらがな=3:7。
開くのが好ましい漢字一覧です。
漢字 | 開く |
---|---|
予め | あらかじめ |
概ね | おおむね |
尚 | なお |
殆ど | ほとんど |
又は | または |
或いは | あるいは |
稀に | まれに |
先ず | まず |
何故 | なぜ |
全て | すべて |
事 | こと |
物 | もの |
上げる | あげる |
下さい | ください |
出来る | できる |
未だに | いまだに |
更に | さらに |
割と | わりと |
是非 | ぜひ |
宜しく | よろしく |
美味しい | おいしい |
上手い | うまい |
一つ | ひとつ |
貰う | もらう |
行く | いく |
所 | ところ |
有難う | ありがとう |
面白い | おもしろい |
可愛い | かわいい |
嬉しい | うれしい |
羨ましい | うらやましい |
一層 | いっそう |
極めて | きわめて |
暫く | しばらく |
既に | すでに |
時 | とき |
従い | したがい |
例えば | たとえば |
及び | および |
並びに | ならびに |
但し | ただし |
流行り | はやり |
続ける | つづける |
歩き回る | 歩きまわる |
気付く | 気づく |
見渡す | 見わたす |
書くときの黄金律

書くときの黄金律。
「自分が書いたこと」は「自分が受け取る」
「投げたものは、返ってくる」という宇宙の法則があります。
お釈迦様は、因果応報という言葉で説明しました。
書くときの黄金律は、これをアレンジしたもの。
書くときの約束
①ネガティブなことは書かない。
②ネガティブなことを書いたと気付いたら破棄する。
③楽しく書く。
④書き終えたら、1度は読み返す。
⑤「ありがとうございます」から始める。
自分で書いたことは、自分が受け取ります。
ネガティブなことを書くと、自分に戻ってきます。
SNSで誹謗中傷すると、自分が非難されるとことになります。
ありがとうを投げかけると、ありがとうの言葉が返ってきます。
夢の実現化
最後に、夢を実現化するためのヒント。
自分で書いた夢は、自分が受け取る夢になる。
人間は、「話したこと」より、「書いたこと」を信頼する思考のクセがあります。
夢を言葉にし、日付を入れて書きとめると、夢がそこに在る状態になります。
あとは日付の通り、実現するだけ。
幻想・妄想
(実現率ほぼ0%)
↓意識
夢
(実現率10%)
↓話す
目標
(実現率50%)
↓書く
予定
(実現率90%)
早速、夢を書いて、日付を入れてみましょう!
あとがき
はづき紅映氏の「魔法の手紙」に、漢字の”閉じ開き”を追記して紹介しました。
リズム感のある文章。
ビジネス文章に慣れ親しんだ会社員には、なかなか難しいものです。
わざと、ひらがなを使ったり、
頻繁に改行したり…
本書では、普通の手紙を、魔法の手紙に変えるレッスンも記載されています。
気になった方は、ご覧になってみてください。
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