バブルが弾けて、日本の国力が下がり続けています。
海外の安価な労働力を引き寄せた日本の優位性は、30年前に失われました。いまや、日本人が海外へ出稼ぎに出る時代。
アメリカの飲食店やガソリンスタンドで、年収1,000万円を稼ぐことは珍しくありません。年収2,000万円は低所得者層に分類されます。
この記事では、世界の年収中央値と幸福度ランキング、外資系企業への転職方法、最後に人気の海外移住先を紹介します。
・世界の平均年収を知りたい人
・幸福度ランキングを知りたい人
・海外移住に興味がある人
世界と日本の年収
世界の年収ランキング
順位 | 国名 | 年収(万円) |
---|---|---|
1位 | アメリカ | 765.5 |
2位 | アイスランド | 744.5 |
3位 | ルクセンブルク | 726.4 |
4位 | スイス | 715.1 |
5位 | オランダ | 648.9 |
6位 | デンマーク | 644.5 |
7位 | ノルウェイ | 615.3 |
8位 | カナダ | 610.5 |
9位 | オーストラリア | 609.0 |
10位 | ベルギー | 599.3 |
11位 | ドイツ | 592.9 |
12位 | オーストリア | 586.1 |
13位 | アイルランド | 545.7 |
14位 | イギリス | 520.1 |
15位 | スウェーデン | 518.7 |
16位 | フィンランド | 510.0 |
17位 | フランス | 502.8 |
18位 | ニュージーランド | 499.4 |
19位 | 韓国 | 462.9 |
20位 | スロベニア | 457.2 |
21位 | イスラエル | 433.8 |
22位 | 日本 | 424.9 |
23位 | スペイン | 418.3 |
24位 | イタリア | 416.6 |
25位 | ポーランド | 358.8 |
26位 | リストニア | 350.9 |
27位 | エストニア | 338.9 |
28位 | チェコ | 329.7 |
29位 | ラトビア | 329.6 |
30位 | ポルトガル | 313.4 |
31位 | ギリシャ | 300.1 |
32位 | チリ | 294.8 |
33位 | ハンガリー | 280.3 |
34位 | スロバキア | 260.5 |
35位 | メキシコ | 179.0 |
日本の給料の上昇率
1997~2020年の23年間で、給料の上昇率はわずか0.3%。
給料だけではありません。ワークライフバランス、子供の教育環境は、なんと最下位です。韓国や東南アジア諸国より、魅力のない国になってしまいました。
日本とアメリカの時給格差
▶日本の最低賃金=853円(九州など)~1,072円(東京)
▶米国の最低賃金=$7.25(ジョージア州)~$15.20(ワシントン州)
アメリカは、最低賃金を、$15.0(1ドル150円換算で2,250円)に引き上げる運動が活発化しています。2022年11月現在、アメリカの平均時給は、前年同月比5.1%増。背景として、トランプ政権が移民を排除、ベビーブーマー世代がコロナを機に早期退職、サービス業の人手不足に拍車がかかったためです。
アメリカの時給は、日本の約2倍です。
世界と日本の幸福度
世界の幸福度ランキング
幸福度は、社会的支援の充実度や人生の自由度など自己評価値を集計したものです。
・一人当たり国内総生産(GDP)
・健康寿命社会的支援人生の選択自由度
・他者への寛容さ
・国への信頼度(汚職や腐敗の程度)
・他国との違い
・相対評価
日本の幸福度ランキングは 54位!
2022年順位 | 国名 | 2021年順位 |
---|---|---|
1位 → | フィンランド | 1位 |
2位 → | デンマーク | 2位 |
3位 ↗ | アイスランド | 4位 |
4位 ↘ | スイス | 3位 |
5位 → | オランダ | 5位 |
6位 ↗ | ルクセンブルク | 8位 |
7位 → | スウェーデン | 7位 |
8位 ↘ | ノルウェー | 6位 |
9位 ↗ | イスラエル | 12位 |
10位 ↘ | ニュージーランド | 9位 |
11位 ↘ | オーストリア | 10位 |
12位 ↘ | オーストラリア | 11位 |
13位 ↗ | アイルランド | 15位 |
14位 ↘ | ドイツ | 13位 |
15位 ↘ | カナダ | 14位 |
16位 ↗ | 米国 | 19位 |
17位 → | イギリス | 17位 |
18位 → | チェコ | 18位 |
19位 ↗ | ベルギー | 20位 |
20位 ↗ | フランス | 21位 |
21位 ↗ | バーレーン | 22位 |
22位 ↗ | スロベニア | 29位 |
23位 ↘ | コスタリカ | 16位 |
24位 ↗ | アラブ首長国連邦 | 25位 |
25位 ↗ | サウジアラビア | 26位 |
26位 ↘ | 台湾 | 24位 |
27位 ↗ | シンガポール | 32位 |
28位 ↗ | ルーマニア | 46位 |
29位 ↘ | スペイン | 27位 |
30位 ↗ | ウルグアイ | 31位 |
31位 ↘ | イタリア | 28位 |
32位 ↗ | コソボ | 33位 |
33位 ↘ | マルタ | 23位 |
34位 ↗ | リトアニア | 38位 |
35位 ↘ | スロバキア | 34位 |
36位 ↗ | エストニア | 40位 |
37位 ↗ | パナマ | 41位 |
38位 ↘ | ブラジル | 35位 |
39位 ↘ | グアテマラ | 30位 |
40位 ↗ | カザフスタン | 45位 |
41位 ↘ | キプロス | 39位 |
42位 ↗ | ラトビア | 51位 |
43位 ↗ | セルビア | 48位 |
44位 ↘ | チリ | 43位 |
45位 ↗ | ニカラグア | 55位 |
46位 ↘ | メキシコ | 36位 |
47位 ↗ | クロアチア | 60位 |
48位 ↘ | ポーランド | 44位 |
49位 → | エルサルバドル | 49位 |
50位 ↘ | クウェート | 47位 |
51位 ↗ | ハンガリー | 53位 |
52位 ↘ | モーリシャス | 50位 |
53位 ↘ | ウズベキスタン | 42位 |
54位 ↗ | 日本 | 56位 |
55位 ↗ | ホンジュラス | 59位 |
56位 ↗ | ポルトガル | 58位 |
57位 → | アルゼンチン | 57位 |
58位 ↗ | ギリシャ | 68位 |
59位 ↗ | 大韓民国 | 62位 |
60位 ↗ | フィリピン | 61位 |
61位 ↘ | タイ | 54位 |
62位 ↗ | モルドバ | 65位 |
63位 ↘ | ジャマイカ | 37位 |
64位 ↗ | キルギス | 67位 |
65位 ↗ | ベラルーシ | 75位 |
66位 ↘ | コロンビア | 52位 |
67位 ↘ | ボスニアヘルツェゴビナ | 64位 |
68位 ↗ | モンゴル | 70位 |
69位 ↗ | ドミニカ共和国 | 73位 |
70位 ↗ | マレーシア | 81位 |
71位 ↘ | ボリビア | 69位 |
72位 ↗ | 中国 | 84位 |
73位 ↘ | パラグアイ | 71位 |
74位 ↘ | ペルー | 63位 |
75位 ↘ | モンテネグロ | 72位 |
76位 ↘ | エクアドル | 66位 |
77位 ↗ | ベトナム | 79位 |
78位 ↗ | トルクメニスタン | 97位 |
80位 ↘ | ロシア | 76位 |
81位 ↘ | 香港 | 77位 |
82位 ↗ | アルメニア | 86位 |
83位 ↘ | タジキスタン | 78位 |
84位 ↗ | ネパール | 87位 |
85位 ↗ | ブルガリア | 88位 |
86位 ↘ | リビア | 80位 |
87位 ↘ | インドネシア | 82位 |
88位 ↘ | コートジボワール | 85位 |
89位 ↗ | 北マケドニア | 94位 |
90位 ↗ | アルバニア | 93位 |
91位 ↗ | 南アフリカ | 103位 |
92位 ↘ | アゼルバイジャン | 90位 |
93位 ↗ | ガンビア | 98位 |
94位 ↗ | バングラデシュ | 101位 |
95位 ↗ | ラオス | 100位 |
96位 ↗ | アルジェリア | 109位 |
97位 ↗ | リベリア | 120位 |
98位 ↗ | ウクライナ | 110位 |
99位 ↘ | コンゴ | 83位 |
100位 ↗ | モロッコ | 106位 |
101位 ↗ | モザンビーク | 115位 |
102位 ↘ | カメルーン | 91位 |
103位 ↘ | セネガル | 92位 |
104位 ↘ | ニジェール | 96位 |
105位 ↗ | ジョージア | 108位 |
106位 ↘ | ガボン | 112位 |
107位 ↗ | イラク | 111位 |
108位 ↘ | ベネズエラ | 107位 |
109位 ↘ | ギニア | 102位 |
110位 ↗ | イラン | 118位 |
111位 ↘ | ガーナ | 95位 |
112位 ↘ | トルコ | 104位 |
113位 → | ブルキナファソ | 113位 |
114位 → | カンボジア | 114位 |
115位 ↘ | ベナン | 99位 |
116位 ↗ | コモロ | 131位 |
117位 ↗ | ウガンダ | 119位 |
118位 ↘ | ナイジェリア | 116位 |
119位 ↗ | ケニア | 121位 |
120位 ↗ | チュニジア | 122位 |
121位 ↘ | パキスタン | 105位 |
122位 ↗ | パレスチナ | 125位 |
123位 ↘ | マリ | 117位 |
124位 → | ナミビア | 124位 |
125位 ↗ | エスワティニ王国 | 130位 |
126位 → | ミャンマー | 126位 |
127位 ↘ | スリランカ | 129位 |
128位 ↗ | マダガスカル | 135位 |
129位 ↗ | エジプト | 132位 |
130位 ↘ | チャド | 128位 |
131位 ↗ | エチオピア | 133位 |
132位 ↗ | イエメン | 141位 |
133位 ↗ | モーリタニア | 134位 |
134位 ↘ | ヨルダン | 127位 |
135位 ↗ | トーゴ | 136位 |
136位 ↗ | インド | 139位 |
137位 → | ザンビア | 137位 |
138位 ↗ | マラウイ | 144位 |
139位 ↗ | タンザニア | 142位 |
140位 ↘ | シエラレオネ | 138位 |
141位 ↗ | レソト | 145位 |
142位 ↗ | ボツワナ | 146位 |
143位 ↗ | ルワンダ | 147位 |
144位 ↗ | ジンバブエ | 148位 |
145位 ↘ | レバノン | 123位 |
146位 ↗ | アフガニスタン | 149位 |
日本の順位
日本の順位は、60位→56位→54位。
年々わずかに上昇しています。しかし、先進国のなかでは最も低く、GDPの低い南米や東欧諸国にも見劣りします。GDPと健康寿命でポイントを稼いだ以外、全てのスコアが低調でした。
お金と健康を手に入れても、幸福度の低い日本人です。
強い北欧諸国
上位を、北欧5ヶ国が独占。
フィンランドは、5年連続1位。仕事と生活のバランスが良好で、教育や医療の無償提供などが、高い幸福度をもたらしています。
北欧諸国は、税金が高くても、社会福祉が充実しています。
パンデミックの影響
世界各国で、寛容性のスコアが、パンデミック前に比べて平均25%好転しました。
・正当な目的のために寄付する。
・見知らぬ人を助ける。
・ボランティアに参加する。
パンデミックは、痛みと苦しみだけでなく、社会的支援と慈悲の心をもたらしました。ところが、日本の寛容性スコアは、他国と比べて顕著に低いものでした。
政情不安の影響
政情不安な、アフガニスタンが最下位。
経済危機と政情不安定な、アフガニスタンやレバノンは、やはり幸福度も低いものです。世の中には、絶えず命の危険と隣り合わせの国々が存在します。ちなみに2022年度版は、ロシア・ウクライナ戦争前に集計されたものです。
幸福度の低い日本人
お金と健康を手に入れても、幸福度の低い日本人。「国民一人あたりのGDP」「健康寿命」で高得点だったものの、「他者への寛容性」がほとんど見られませんでした。
世界のあらゆる地域で、寛容性が高まっています。
「慈善団体に寄付」「見知らぬ人を助ける」「ボランティア活動を行う」割合が増加。パンデミック前に比べて、25%増加するという興味深い内容です。
毎日が忙しい日本人は、自分のことだけで精一杯なのでしょうか。自己評価ですから、全てを鵜呑みにすることはできませんが、とても悲しい結果です。
日本人は可哀そうと思うだけで、行動が伴いません。
外資系企業へ転職する方法
年収の低い日本人が、年収をUPさせる有力候補は、外資系企業へ転職することです。
勤務先で海外勤務を希望
私の勤めていた会社では、欧米に駐在所がありました。社内公募で選抜された人材が派遣されるのですが、任期満了後にほとんどの社員が転職します。海外勤務経験をステップアップにして、外資系企業へ転籍していくのです。貴方が勤める会社に海外派遣制度があるなら、それを利用することが安全で賢明な手段です。
外資系転職エージェントへ登録
GAFAMやIT業界など、外資系企業へ転職することです。海外本社、あるいは支社へ赴任します。日本にいながらにして、転職活動できることが最大のメリットです。
外資系の転職サイトを活用
外資系の転職サイトをチェックします。語学力が前提となりますが、英語圏以外への就職も選択肢に入ります。
留学カウンセラーを受ける
現実問題として、海外移住は難しいもの。アメリカを例に取ると、就労ビザや永住権が必要です。アメリカ移住の条件は以下の通りです。
- アメリカ在住の親族が保証人になる。
- アメリカ国籍の配偶者と結婚する。
- 年1回、永住権の抽選に当選する。
- アメリカ企業に直接雇用してもらう。
医師や看護師、優秀なプログラマーなど直接雇用の可能性はあります。しかし、ビザの規定は厳しいもの。そこで、留学カウンセラーを受けることが選択肢のひとつになります。まず、学生ビザで入国し、就職活動しながら就労ビザの取得を目指すものです。語学力を高めながら、海外でアルバイト経験を積むのもよいでしょう。
ハードルは高いですが、可能性がゼロではありません。
人気の海外移住先ベスト5
最後に、日本人に人気の高い海外移住先ベスト5を紹介します。
1位 マレーシア
・物価が安く治安が良い。
・年齢制限なく、最長10年の滞在が可能。
・50歳未満は、財産1,400万円が必要。
・最低渡航費用1,400万円~
1. コストの低さ
マレーシアは物価が比較的安く、特に日本や欧米と比べると生活費が大幅に抑えられることが魅力です。住宅費や食費、公共交通機関の料金が安いため、リタイア後やフリーランスの仕事をしている人々にとっては、経済的にゆとりを持ちながら生活することができます。
2. 良好な医療サービス
マレーシアの医療制度は質が高く、特に都市部では医療施設が充実しています。医療費も比較的安価で、外国人向けの健康保険も多く提供されています。観光やビジネス目的での滞在者にも利用しやすい医療サービスが提供されており、移住者には大きな魅力です。
3. 多文化・多民族社会
マレーシアは多民族・多文化社会であり、マレー人、華人、インディアン、その他の民族が共存しています。これにより、異なる文化に触れながら生活することができ、食文化や祭りなど、豊かな経験を楽しむことができます。また、英語が広く通じるため、言語の障壁も比較的少ないといえます。
4. 移住プログラムの充実
マレーシアは「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」という移住プログラムを提供しており、これは長期滞在者向けに特化したビザです。一定の収入や預金があれば、長期的に滞在することができ、非常に人気があります。このプログラムは、特にリタイアメントビザとして利用されています。
5. 自然環境と気候
マレーシアは熱帯性気候に恵まれ、美しいビーチや山々、ジャングルなど、自然が豊かです。温暖な気候は移住者にとって魅力的で、特に日本の寒い季節を避けたい人々には人気があります。
6. 経済の成長とビジネス機会
マレーシアは経済が安定しており、特に東南アジアのハブとして、ビジネスの拠点としても注目されています。多国籍企業が進出しており、働く環境が整っています。また、外国人投資家にも優遇措置があり、起業や投資をするための条件が整っています。
7. インフラと生活の利便性
都市部では、公共交通機関やインターネット環境など、インフラが整備されており、生活が非常に便利です。特にクアラルンプール(KL)は大都市であり、ショッピングモール、レストラン、エンターテイメント施設が充実しており、生活に不便を感じることは少ないです。
8. 治安の良さ
マレーシアは、東南アジア地域の中では比較的治安が良いとされています。特に大都市では治安が保たれており、外国人にも比較的安全に過ごすことができます。
2位 タイ
・日本と遜色ない環境で人気が高い。
・1年滞在可能なビザを取得可能。
・年齢50歳以上は、財産80万バーツ必要。
・最低渡航費用320万円~
1. コストの低さ
タイは物価が非常に安く、特に食費、住居費、交通費が低いため、リタイア後やフリーランスで生活する人々にとって非常に魅力的です。特に、タイでは外食が安価で美味しく、日常的な生活費を抑えやすい環境です。
2. 温暖な気候と自然環境
タイは熱帯気候に位置しており、温暖で湿度が高い日々が続きます。寒い地域から移住する場合、温暖な気候は大きな魅力です。また、美しいビーチ、山岳地帯、ジャングルなど、自然環境が豊かで、アクティブなライフスタイルを楽しむことができます。
3. 食文化の豊かさ
タイ料理は世界的に有名で、特に香辛料や新鮮な食材を使った料理は、多くの移住者に愛されています。食事が安価で手軽に楽しめるため、食文化を満喫することができます。タイ全土で、地元の屋台やレストランで多様な料理が楽しめます。
4. 医療サービス
タイは医療制度が発展しており、特にバンコクやチェンマイなどの都市では、質の高い病院やクリニックが多くあります。海外からの患者も多く、医療費は先進国に比べて比較的安価で、質の高い治療を受けることができます。特に医療観光の目的で訪れる人も多いです。
5. 移住プログラムとビザの取得の容易さ
タイには外国人向けの移住プログラムやビザがあり、特にリタイアメントビザ(O-Aビザ)は人気です。一定の年齢や収入があれば、長期間滞在することができ、移住を希望する人々にとって魅力的な選択肢となっています。また、タイには「エデュケーションビザ」や「ビジネスビザ」など、目的に応じたビザも充実しています。
6. 英語の通用度
タイは観光業が盛んであるため、観光地や大都市では英語が広く通じます。特に都市部では外国人との接点が多く、日常生活においても英語が通じやすい環境があります。このため、タイ語を習得しなくても、移住初期に困ることは少ないでしょう。
7. 文化の多様性と人々の温かさ
タイは仏教を中心とした文化を持ち、人々は温かく親しみやすいと評判です。タイ人は穏やかで親切な人が多く、外国人に対しても友好的です。また、タイの文化や祭り(ソンクランやロイクラトンなど)は非常に魅力的で、地域ごとの伝統的なイベントを楽しむことができます。
8. リタイアメント先としての人気
タイは特にリタイアメント先として人気があります。年金を受け取っている人々や、フリーランスで働く人々にとって、タイは生活コストが安く、快適な環境を提供しているため、長期滞在がしやすい場所です。また、バンコクやチェンマイなどの都市には、外国人向けのコミュニティも形成されており、移住者同士のネットワークも広がっています。
9. 治安の良さ
タイは一般的に治安が良いとされています。特に観光地や都市部では、安全に暮らすことができる環境が整っています。ただし、地方の一部地域や夜間においては注意が必要な場合もありますが、全体的には比較的安全な国といえます。
10. ビジネスチャンス
タイは東南アジアの経済ハブの一つであり、外国人投資家や起業家にもビジネスチャンスが豊富です。特に観光業や飲食業など、ビジネスを立ち上げやすい環境が整っており、現地経済の成長に合わせて新しい事業が盛んに行われています。
3位 ハワイ
・リゾート地で移住先としても人気。
・円安で物価が高いのが難点。
・雇用促進地域に、50万ドルの投資必須。
・最低渡航費用6,500万円~
1. 美しい自然環境
ハワイは、青い海、白い砂浜、熱帯の緑豊かな山々、活火山など、自然の美しさに恵まれています。特に、リラックスしたい人々やアウトドア活動が好きな人々には理想的な場所です。サーフィン、ハイキング、シュノーケリング、ダイビングなど、自然の中でアクティブに過ごすことができます。
2. 温暖な気候
ハワイは一年中温暖な気候が特徴です。湿度は高いですが、極端に暑くなることも寒くなることも少ないため、快適な環境で生活を送ることができます。この気候の良さが、特に寒い地域から移住を希望する人々にとって大きな魅力です。
3. 多文化社会
ハワイは、さまざまな民族や文化が融合した場所です。ハワイアン文化をはじめ、アジア、アメリカ本土からの文化が共存しています。この多様な文化が、日常生活や祭り、食文化などに反映されており、移住者にとっては新しい体験を楽しむことができます。
4. 英語が通じる
ハワイはアメリカ合衆国の一部であるため、英語が公用語です。これにより、英語を理解する人々にとっては言語の障壁が少なく、日常生活や仕事がしやすくなります。また、アメリカの医療システムや教育制度にアクセスできる点も利点です。
5. 高い生活の質
ハワイは非常に高い生活の質を提供しています。高品質の食材、清潔な環境、安全な街、優れた教育機関などが整っており、家族向けにも適した場所です。また、ハワイの都市は比較的小規模で、都会的な利便性と自然環境のバランスが取れています。
6. 治安の良さ
ハワイはアメリカの中でも比較的治安が良いとされています。観光地や都市部では、警察や市民が協力して安全を保っており、一般的に暮らしやすい環境です。犯罪率が低いため、特に家族での移住を考える人々には安心感があります。
7. リラックスしたライフスタイル
ハワイは、アメリカ本土に比べて比較的のんびりとしたペースで生活できる場所です。都会的な忙しさから離れ、ストレスの少ない環境での生活が可能です。特に自然に囲まれた環境や海辺での時間が、人々の心身の健康をサポートします。
8. アクセスの良さ
ハワイはアメリカ本土やアジア諸国とのアクセスが良好で、国際的な交通のハブでもあります。日本からの直行便も多く、家族や友人との交流がしやすい点も魅力です。
9. 健康的なライフスタイル
ハワイはアウトドア活動が豊富で、健康的なライフスタイルを送るには最適な場所です。温暖な気候や美しいビーチ、豊かな自然の中でのウォーキングやジョギング、サーフィン、ヨガなど、積極的に体を動かす環境が整っています。これにより、心身の健康を維持することができます。
10. 移住プログラムとビザの選択肢
ハワイはアメリカ合衆国の一部であるため、アメリカの移住ビザ制度を利用することができます。例えば、投資家ビザ(EB-5ビザ)や、アメリカ本土での就業を目的とした就労ビザ(H-1Bビザ)など、特定の条件を満たせば、長期滞在や移住が可能です。ただし、ビザ取得には手続きや要件が厳格な場合もあるため、詳細については専門家に相談することが推奨されます。
11. 観光地としての魅力
観光地としても非常に人気が高く、世界中から観光客が訪れるため、観光業や関連ビジネスにもチャンスがあります。移住者の中には、観光業やホスピタリティ業界で働く人々も多く、地元経済に貢献する形で移住することが可能です。
12. リタイアメント先としての人気
特にリタイアメント先としての人気があります。温暖な気候、穏やかな生活ペース、美しい自然環境、そして高い生活の質が、リタイア後の生活を充実させるための要素となっています。
4位 フィリピン
・特にセブ島は、英語圏で留学先として人気。
・治安や衛生面に不安が残る。
・50歳未満は、財産2万ドル必要。
・最低渡航費用260万円~
1. 低い生活費
フィリピンは物価が安く、特に住居費、食費、交通費などの生活費が非常にリーズナブルです。特に日本や欧米と比べてかなり安く済むため、リタイア後の生活やフリーランスの仕事をしている人々には魅力的な場所です。特に地方都市や田舎では、さらに安く生活することが可能です。
2. 温暖な気候
フィリピンは熱帯性気候に属し、年間を通じて温暖な気候が特徴です。寒い地域から移住する人々にとっては、この温暖な気候が大きな魅力です。ビーチリゾート地や自然豊かな場所も多く、リラックスした生活を楽しむことができます。
3. 美しいビーチと自然環境
フィリピンは、世界的に有名なビーチやダイビングスポットが多く、自然環境が非常に豊かです。特に、セブ島、パラワン、ボラカイなどの地域は観光地としても人気が高く、移住者にとっても理想的な生活環境を提供します。アウトドア活動が好きな人にとっては、アクティブなライフスタイルを送る場所として魅力的です。
4. 英語が通じる
フィリピンでは、英語が広く話されており、教育やビジネス、日常生活でも使われます。英語は公式な第二言語であり、特に都市部では、外国人にとって言語の壁が少なく、コミュニケーションが取りやすい環境です。これにより、移住者が生活に馴染むのが比較的容易です。
5. 親しみやすい人々と文化
フィリピンの人々は非常に温かく、親しみやすいと評判です。外国人に対しても友好的で、地元の人々との交流がスムーズに行えることが、移住者にとって大きな魅力となっています。また、フィリピンは多民族社会であり、独自の文化や習慣がありますが、外国人も歓迎される雰囲気があります。
6. 医療の充実とコストの安さ
フィリピンでは、都市部において医療設備が充実しており、質の高い医療サービスを受けることができます。特にマニラやセブなどの大都市には、外国人向けの医療施設も多く、英語を話せる医師もいます。医療費も比較的安価で、必要な治療を低コストで受けることができる点が移住者にとって大きな魅力です。
7. 簡単に取得できるビザと移住プログラム
フィリピンには、移住者向けのビザがいくつか用意されており、特に「リタイアメントビザ(SRRV)」が人気です。これにより、一定の年齢と収入があれば、長期滞在が可能です。手続きも比較的簡単で、移住を希望する人々にとっては魅力的です。
8. リタイアメント先としての人気
フィリピンは、リタイアメント先として非常に人気があります。温暖な気候、低い生活費、美しい自然環境、親しみやすい人々などが、リタイア後の生活に最適です。特に外国人向けの住宅地やコミュニティも整備されており、他の移住者と交流しやすい環境が整っています。
9. ビジネスチャンスと成長する市場
フィリピンは、東南アジアの中でも成長著しい経済を持っています。特に観光業や不動産、IT産業などでビジネスチャンスが多く、外国人投資家にも魅力的な市場です。また、海外からの投資家に対しても比較的開かれた政策が取られており、新たなビジネスを始めることができる環境があります。
10. 治安の良さ(地域による)
フィリピン全体では治安にばらつきがあり、特定の地域では犯罪が発生しやすい場合もありますが、観光地や大都市では治安は比較的良好です。特に、外国人が多く住むエリアでは治安が保たれており、安心して暮らすことができます。ただし、地方や治安の悪い地域では注意が必要です。
11. フィリピン独自のライフスタイル
フィリピンには独自の文化やライフスタイルがあり、これに魅力を感じる移住者も多いです。家族とのつながりを大切にし、コミュニティの絆が強いことが特徴です。このような文化に共感する人々にとっては、移住先として非常に快適な環境となります。
5位 オーストラリア
・シドニーやメルボルンが人気。
・気候が安定し、治安や生活水準も高い。
・年齢制限があるなど、ビザ取得要件は厳しい。
・最低渡航費用50万円~
1. 高い生活水準
オーストラリアは、世界で最も生活水準が高い国のひとつとされています。教育、医療、インフラが整備されており、快適で安全な生活が送れる環境が整っています。大都市(シドニー、メルボルン、ブリスベンなど)では、生活の質が非常に高く、仕事やプライベートのバランスも良好です。
2. 豊かな自然環境
オーストラリアは多様な自然環境が広がっており、美しいビーチ、広大なアウトバック、熱帯雨林、山々など、アウトドア活動に最適な場所です。サーフィン、ハイキング、キャンプ、ダイビングなど、さまざまなアクティビティが楽しめるため、自然に囲まれた生活を送りたい人々にとって理想的な場所です。
3. 多文化社会
オーストラリアは移民が多い国で、さまざまな文化背景を持つ人々が共存しています。この多文化社会は、移住者が異国の文化を尊重しながらも、自分らしく生活できる環境を提供します。海外から来た人々にとって、地元住民と調和を取りながら生活できる点は大きな魅力です。
4. 高い教育水準
オーストラリアは世界的に優れた教育機関を持ち、特に大学教育において高い評価を得ています。オーストラリアの大学は、世界ランキングでも上位に位置しているため、教育の質が非常に高いとされています。これにより、教育を重視する家族にとってオーストラリアは魅力的な移住先です。
5. 優れた医療システム
オーストラリアには、質の高い医療システムが整備されています。公的な医療制度(Medicare)を利用することができ、基本的な医療サービスを低料金で受けられます。また、民間の医療保険も選択肢としてあり、幅広い医療サービスが提供されています。移住者もこれらの制度を利用することができ、安心して生活することができます。
6. 安定した経済
オーストラリアは安定した経済を持ち、労働市場が強い国です。移住者にとっても就職のチャンスが多く、特に技術職や医療、教育、IT業界などでは外国人労働者に対する需要があります。オーストラリアの経済は高い成長を続けており、移住者にとって安定した生活が送りやすい環境となっています。
7. 治安の良さ
オーストラリアは治安が非常に良い国です。犯罪率は比較的低く、安全な生活が保証されています。都市部でも、住民の多くが治安を守るために積極的に協力しているため、移住者にとって安心して生活できる環境が整っています。
8. 気候のバラエティ
オーストラリアは広大な国土を持ち、地域ごとに気候が異なります。南部は温帯気候、北部は熱帯気候で、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。暖かい気候を好む人々にとっては、特に理想的な場所です。また、都市部は一般的に温暖で過ごしやすい気候を提供しています。
9. 移住プログラムとビザの選択肢
オーストラリアには、さまざまな移住プログラムやビザがあります。例えば、技術職や専門職の人々には「スキルド・ビザ」、学生には「学生ビザ」、家族や親族を呼び寄せるためのビザなど、移住目的に応じたビザが用意されています。移住手続きも比較的スムーズで、条件を満たせば、長期滞在や永住のチャンスが与えられます。
10. リタイアメント先としての魅力
オーストラリアはリタイアメント先としても非常に人気があります。暖かい気候、リラックスできるライフスタイル、美しい自然環境が、リタイア後の生活に最適です。特にシドニーやメルボルンなどの都市圏では、リタイアメントコミュニティが整備されており、快適な生活が送れる場所が多いです。
11. 観光とレジャーの充実
オーストラリアは観光地としても非常に人気が高く、特に自然や野生動物を楽しむことができます。世界遺産に登録されたグレートバリアリーフやウルル(エアーズロック)など、観光名所が豊富です。また、国内旅行も盛んで、旅行を通じてオーストラリア全土の多様な魅力を楽しむことができます。
12. 国際的なネットワークとアクセスの良さ
オーストラリアはアジアと太平洋地域に近く、国際的なネットワークが発展しています。アジアやヨーロッパ、アメリカへのアクセスも良好で、旅行やビジネスにおいて便利な拠点です。特に、アジア地域とのビジネスや観光の関係が強く、国際的なライフスタイルを楽しむことができます。
※出典:一般財団法人ロングステイ財団「ロングステイ希望国・地域」
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