この記事では、合計12日の特異日を紹介します。
特異日とは
特異日は、世界的に認められており、統計学的に仮説検定されている概念です。
過去数十年の結果から、その前後に比べて特定の気象が現れるとされ、確かな定義はなく理由も明らかになっていません。
日本では、合計12日の特異日が認められています。
晴れの特異日
前後の天気が雨や曇りであっても、その日だけは晴れる確率の高い日です。
雨の特異日
前後の天気が晴れや曇りであっても、その日だけは雨が降る確率の高い日です。
花冷えの特異日
桜が咲く頃に陽気が定まらず、一時的に寒くなる確率が高い日です。
猛暑の特異日
最高気温が35℃以上になる確率が高い日で、最高気温記録が観測されることもあります。
台風襲来の特異日
台風の中でも、特に勢力が強く大雨が降る確率が高い日で、伊勢湾台風の例が残っています。
日本に上陸する台風は、8月が最も多いのですが、9月は勢力が大きくなりがちです。
2022年9月17日も、大型台風が九州に上陸し、甚大な被害をもたらしました。
晴れの出現率
最後に、晴れの出現率。
なにやら神秘的な特異日より、実際に晴れた日はいつなのか?
気象庁が過去30年のデータを発表しています。
全国で1番晴れる確率が高いのは…
なんと、東京のクリスマス・イブです。
東京のクリスマス・イブは、晴れの出現率93.3%です!
あとがき
7月7日(七夕の日)や10月10日(旧体育の日)は、晴れのイメージが強いですが、晴れの特異日ではありません。
気象庁のデータから、実際に晴れる日が多いのは冬です。
旅行好きの方は、これら特異日を参考に、旅行計画を立ててみては如何でしょうか。
私は、台風襲来の特異日に石垣島へ旅行し、気の休まらない経験をしました。
今後の旅行計画に活かしたいと思います。