普通の会社員が60歳までに早期退職する方法

会社員が早期退職する方法

会社を辞めようか・・・

そう悩んでいる中高年の会社員は、多いと思います。

普通の会社員だった私は、定年まで10年以上を残して早期退職しました。

この記事を書いた動機は、真似をすることで、高い確率で会社を辞めることができるからです。

頭で分かっていても実際に行動を起こす人は、1%もいないことも知っています。

しかし、その1%の方に参考となれば幸いです。

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会社を早期退職する方法

結論は、起業することです!

早速、そんなことができるなら、苦労は無いと反論が出そうです。

会社員として給料をもらう生活に慣れてしまうと、起業を難しく考えてしまうものです

起業を想像するとき、自身が就職活動したような大きな「会社」を想像していませんか?

自分自身が事業主の個人事業も、立派な起業となります。

大きな会社を起業する必要はありません。個人事業も立派な起業です。

起業する

いきなり起業といっても、何から始めればよいか戸惑いますよね。

3つのステップに分けて手順を説明します。

①成功体験を得る

0 → 1の成功体験を得る。

生まれてこのかた、もらい続けてきた人生でした。

  • から小遣いをもらう
  • 会社から給料をもらう
  • 行政から補助金をもらう

自身の労働力を提供することで給料がもらえるわけですが、ノルマを達成できずとも、労働基準法でまもられた最低賃金を受け取ることができます。

まずは、自分自身の力で、ゼロから1円を生み出す経験をしてみましょう!

ファーストキャッシュは、何よりも嬉しいものです。

  • フリマアプリで、不用品を販売する。
  • クラウドワークスに登録し、自身のスキルを販売する。
  • イベントを主催して、参加費を集める。

学生時代に学園祭で出店し、物販やサービス提供を経験済かもしれませんね。

自分で稼いだ1円は、本当に価値があります。

②副業を始める

再現性の高い副業を始める。

ノウハウが出尽くしている副業を、ひと通り真似てみることです。

意外な自分の適性を、見つけることができるものです。

  • せどり(難易度・即収益につながる)
  • アフィリエイト(難易度・広告収益に1年以上かかる)
  • ハンドメイド(難易度・ファンを掴めば販路は多い)
  • 動画編集(難易度・パソコンやソフトが必須だが簡単に収益可能)
  • 不動産賃貸(難易度・再現性が高く会社員との親和性が高い)
  • 物販(難易度・企画製造を外注できれば販路は多い)
  • プログラミング(難易度・高収入を期待できるが独学は難しい)
  • webデザイン(難易度・webページ制作の需要多いが独学は難しい)
  • YouTube(難易度・自由度が高いが飽和状態で収益化が難しい) 

何から始めたらよいか迷う場合は、全部やってみましょう!

③事業登録する

税務署に、事業届を提出する。

副業を解禁する企業が増えました。

税務署で事業登録して、確定申告しましょう。

不動産所得は、本業と損益通算できますので、赤字が発生した場合に税金を取り戻すことができます。

事業届は、税務署に書類を1枚提出するだけです。

早期退職の道のり

私が54歳で早期退職するまでの道のりです。勤めていた会社に早期退職制度が無かったので、同僚の間でも動揺が広がりました。

①1回目の転機

1回目の転機は、地方に転勤になった時。

40歳目前でした。

余暇の時間が増えたため、せどりを始めました。

子供の知識を拝借し、ヤフオクでトレーディングカードの転売を始めました。

小売りの基本、安く仕入れて高く売ることを学びました。

②2回目の転機

2回目の転機は、黄昏たそがれ研修で出世の道が途絶えた時。

48歳でした。

税務署に事業届を提出し、不動産賃貸業を始めました。

③不動産賃貸業をはじめる

金融機関に32年勤めましたが、不動産事業は右も左も分かりません。

まず、築古ちくふる区分マンションを購入し、走りながら考えることにしました。

ところが、区分マンションは、キャッシュフローが出ないことが分かります。

すぐに方向転換し、築古戸建ちくふるこだてにシフト。

年1~3戸のペースで、築古戸建を買い進めていきました。

築古戸建の最大のメリットは、減価償却(経費)を大きく取れること。

本業の給料と損益通算し、累計600万円税金還付を受けました。

6年間の副業で、600万円の築古戸建が、無料で手に入った計算になります。

ただし、間違っても新築ワンルームに手を出してはいけません!

人生の遠回りです。

不動産賃貸業は、会社員と親和性の高い副業です。理由は、赤字を損益通算できるからです。

④第2の副業に挑戦する

副業の不動産賃貸業を拡大させていきました。さらに、第2、第3の副業に挑戦します。

輸入せどりを1年で黒字化させ、現在はアフィリエイトに挑戦中です。

⑤生活の基盤を安定させる

ストックビジネスとして、不動産賃貸業が本業と遜色ない収入源になりました。

フロービジネスとして、せどりが小遣い程度の収入源になりました。

妻の理解もあり、54歳で早期退職することを決断しました。

事業を始める資本金

皆さんが気になるのは、起業の資本金だと思います。

不動産賃貸業は、300万円の資金からスタートしました。

①1回目の転機

40歳目前、せどりを始めた頃の預貯金は、マイナス700万円

当時はギャンブルが好きで、競走馬10頭の一口馬主でした。

スポーツカーも大好きで、車を同時に3台所有していたこともあります。

せどりを始めたことにより、改めてお金の大切さに気付き、借金返済に励みました。

回目の転機

48歳で不動産賃貸業を始めた頃の預貯金は、300万円

区分マンション1000万円の購入資金は、ノンバンクから融資を受けました。

以降は、子供の学資保険を前借りしたり、自宅不動産を抵当に入れて金策します。

事業的規模に拡大すると、日本政策金融公庫や信用金庫が融資してくれるようになりました。

累計の不動産投資額は、約1億円。

現在の融資残高は、約2000万円ですが、60歳の完済時にすべての不動産が手に入ることになります。

会社員を勤め上げ、65歳でもらう退職金より大きな金額です。

資本金300万円から、事業をスタートしました。

あとがき

人生の晩年になってから、早期退職というリスクを冒すことに、異論もあると思います。

とはいえ、一度きりの人生

自己肯定感が希薄になった自分をだまして、惰性だせいで時間を浪費ろうひすることには耐えられません。

ゼロから1円を生み出す経験をすると、人生の可能性は大きく広がります。

65歳まで会社員を続けながら、副業を拡大させることも選択肢のひとつ。

まず、一歩を踏み出し、自身の可能性について考えてみてはどうでしょうか。

当ブログでは、中高年の「Side FIRE」を応援しています。