
NHK福祉情報サイト「ハートネット」で、”ひとりぼっち”診断ができます。
貴方は何点でしたか?
70点を超える方は、かなりの「ぼっち」度です。
日頃から、孤独感を嚙み締めているのではないでしょうか?
FIREを達成すると、有り余る時間が手に入ります。
今回は、”ひとりぼっち”について考えます。
ぼっち
人によって、ぼっちになる背景は様々でしょう。
- 仲間になりたいのに入れてもらえない
- 仲間と馴れ合うことが苦手
- ひとりで居ることが好き
ところが、FIREを達成すると、しばらくは否応なしに「ぼっち」になります。
- 親しい友人たちは働いている
- 上司も部下もいなくなる
- 仕事上の人脈はなくなる
- 名刺がなくなる
- 肩書がなくなる
これまで勤めていた会社の看板は、なくなります。
起業して名刺を作っても「あなた誰?」となるでしょう。
ひとり行動の勧め
FIREを達成する前に「ひとり行動」に慣れておきましょう。
第二の人生では「ひとり行動」が大切になってきます。
会社員時代
組織に所属していると、良くも悪くも独りでは行動できません。
- 朝は会議や資料。
- 昼は営業や報告。
- 夜は接待や宴会。
- 会社によっては、休日にゴルフコンペや社内旅行、運動会もあるでしょう。
気の進まない宴席で、無理にお酒を飲んだり、必要以上にはしゃいだり、面白くもないのに笑って見せたり。。。
FIRE後
FIREを達成すると、会社員時代に苦痛を感じていたことは、一切やる必要がありません。
好きな人と、好きな時間に、好きな場所へ行くことができます。
- でも、平日は?
- 誰と昼食をとる?
- 自分は暇だけど、友人や家族はこれまで通り働いています。
思い返してみてください。
- 会社帰りに、独り居酒屋でお酒を飲んだことがありますか?
- ホテルのラウンジで、独り珈琲を飲んだことがありますか?
- 独りで旅行したことがありますか?
- 独りで映画や演劇を鑑賞したことがありますか?
- 独りで美術館に入ったことがありますか?
孤独を遠ざける
「ひとり行動」が苦手な人は、孤独になりがちです。
高齢者の孤立無援、孤独死が社会問題になっています。
現役時代、仕事に執着していた人は、特に顕著です。
趣味や旅行を遠ざけ、家族や地域とのコミュニケーションを疎かにし、定年後に引きこもってしまったことに後悔が多いようです。
FIRE後の時間術で、詳しく解説しています。
ひとり行動の本質
独りが苦手な人も、訓練すれば「ひとり行動」に慣れてくるでしょう。
ここでは「ひとり行動」の本質にも触れておきます。
「ひとり行動」を、単なる単独行動で終わらせるのは残念です。
看板も肩書きもない一個人が、独りで行動し、新しい人間関係を築くことです。
FIRE後は、新しいことにチャレンジし、新しい人脈づくりを目指しましょう!
会社を辞める前に
当サイトでは、中高年の「Side FIRE」を応援しています。
起業して自由に働き続けることを推奨します。
そして、退職前に「自分のやりたいこと」のリストアップをお勧めします。
FIREが、会社からの逃避で終わらせてはいけません。
私が退職前に確認した準備事項は、以下の7点です。
ボッジ王子
最後に、王様ランキングの「ボッジ王子」
王子に生れながら耳が聞こえず、まともに剣も振れない非力で、国民からも蔑まれています。
いつも独りぼっちの王子に、初めてできた友達が、人ではない影の「カゲ」
ボッジ王子とカゲの友情が、感動を呼ぶ人気アニメです。
あとがき
”ひとりぼっち”診断は、50点でした。
家族や友人との時間も大切にしますが、独りも苦痛ではありません。
独りで海外旅行にも出かけます。
でも、早期退職の後は、何の肩書きもありませんので、不動産業で知り合った方々に名前を覚えてもらえるよう努力しています。
独りが好きでも、孤独にはなりたくありませんからね。

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