
人生は絶望の連続であり、それに耐えるために人は物語を紡ぐ。トルストイ
損害保険会社の見積りゼロ円
今回の漏水事故に関し、「三〇住〇海上火災」に保険請求してみた。
面倒な書類を揃えて提出した結果が、電話でひとこと。
「保険の適用はできません。」
ケチ!ケチ!ケチ!
この保険会社には、10戸以上の保険を掛けているのに本当に役に立たない。
火災・風災・水ぬれ・地震など、特約てんこ盛りなのに、保険適用ゼロだった。
水ぬれの定義は、マンションなどで、上階の住人の水漏れが原因で、自身の部屋の天井や壁、家財が被害を受けた状態をいう。
確かに、我が家のユニットバスに被害はなかった。しかし、ユニットバスを解体しないと、水漏れの原因が特定できなかった。
どうにも納得できない結果である。
LIXILの見積りに気絶する
ユニットバスの見積りをLIXILから取り寄せた。
ユニットバス見積り=1,552,400円
死んだ…


水回りのリフォームは、メーカー、ホームセンター、家電量販店に発注するのは避けたい。ましてや「水の救急110番」のような業者に頼むのは、絶対に辞めた方がよい。
今回は、自身のチームで施工することにした。
見積りはこれ。
大工さん見積り=872,300円

結局のところ、工事を請け負うのは地元の職人さん。
大工さんや水道屋さんの知り合いがいなければ、タウンページなどで電話相談してみるとよい。
家電量販店に高額マージンを取られるぐらいなら、職人さんに多めに支払って信頼関係を築きたい。



不誠実な上階オーナー
ところで、上階のオーナーからは謝罪のひとこともない。
2か月間、漏水事故でたくさんの人に迷惑をかけたにも関わらずだ。
業を煮やして、マンション管理会社から上階オーナーの連絡先を聞いた。
有限会社だという。
その有限会社に電話すると、電話口に女性が出た。その女性にクレームを言ったが、まったく要を得ない。
あまりにも腹が立つので、代表者から連絡させるように申し置いた。
後日、有限会社の代表者から電話がかかってきた。
その電話口から、死にそうな男性の声が聞こえる…
(つづく)