松下幸之助。言わずと知れた経営の神様。
そのカリスマ的な人間性と経営手腕は、日本中の経営者がお手本にしています。
神様の言葉は、現代サラリーマンの心にも響きますね。松下幸之助氏の格言10選です。
松下 幸之助は、実業家、発明家、著述家。 パナソニックホールディングスを一代で築き上げた経営の神様。PHP研究所を設立し、出版活動や倫理教育に進出。松下政経塾では、政治家や若者の育成に情熱を注ぐ。明治27年11月27日生~平成元年4月27日永眠。
あきらめてしまえば、それで事は終わりである。
「あきらめてしまうことは簡単である。そんなことはいつでもできる。しかしながら、あきらめてしまえば、それで事は終わりである。だから私はあきらめなかった。」
あきらめない信念が、未来を切り開きます。
幸之助氏は、こう続けています。
「こけたら、立ちなはれ!」
湘北高校の安西先生も言っていましたね。「あきらめたら、そこで試合終了ですよ…?」
汗を出せ。
「先ず汗を出せ。汗の中から知恵を出せ、それが出来ない者は去れ。生きた知恵は、汗の中からでるもんや。」
行動することで、アイデアが生まれるという教え。
「ナニワ金融道」でもおなじみのセリフ。「知恵を出せ。知恵の出ない者は力を出せ。力の出ない者は汗を出せ。汗も出ない者は去れ。」
失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。
「失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたい。」
悩みの原因は「失敗したくない」という恐れ。ある程度悩んだら、行動に移しましょう。行動すると、たいした悩みではなかったことに気付くかもしれません。
HONDA創業者、本田宗一郎氏も言っています。「失敗を恐るな。何もしないことを恐れよ」
責任は、われ一人にある。
「文句を言われるのは、やはりどこかに文句を言われるだけの理由がある。」
「責任は、われ一人にある。」
貴方がチームのリーダーなら、チームの失敗は貴方にあります。責任は転嫁せず、自戒しましょう。
自分がいちばんアカン。
「自分がいちばんアカン。」
「他人はすべて自分よりアカンと思うよりも、他人は自分よりエライのだ、自分にないものをもっているのだ、と思うほうが結局はトクである。」
どんなに成功しても、どんなに年齢を重ねても、謙虚な気持ちで学びましょう。
誰も自分を愛してくれないと感じるのは、あなたが誰も愛さないからである。
「誰も自分を愛してくれないと感じるのは、あなたが誰も愛さないからである。」
まず、貴方が人に与えること。
他人にできることを、やってみましょう。
過去の結果は未来の原因である。
「過去の結果は未来の原因である。」
昇給、昇格、人事異動。
納得できない結果も、すべての原因は自分にあります。
成功とは、成功するまで続けることである。
「成功とは、成功するまで続けることである。」
「簡単にできると思うからこそやれるんだ。難しいと思っていたら、きみ、永遠にできへん。」
「100%正しい判断なんてできるものではない。60%の見通しと確信ができたならば、その判断はおおむね妥当とみるべきであろう。そのあとは、勇気である。実行である。」
出来そうだと思ったら、チャレンジしてみましょう!
うまくいかなければ、うまくいくまで挑戦すればよいだけです。
死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れたほうが良い。
「咲く花は、みな違う」
「死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れたほうが良い。」
自分は、自分にしかなれません。
自分にしかできないことを見つけ、死ぬときは死ぬのだと、覚悟を決めて生きるのが人生。
精一杯、毎日を生きることが大切です。
一度転んで気が付かなければ、七度転んでも同じこと。
「三べん事を画して、三べんとも成功したら、これはちょっと危険である。」
「一度転んで気が付かなければ、七度転んでも同じこと。
一度で気の付く人間になりたい。」
よい時ばかりではない、という心がけが大切です。
また、同じ失敗を繰り返さないこと。
失敗したら、どこが悪かったのか考えて、それを活かしましょう。
※出典:「社員心得帖」「素直な心になるために」「成功の法則」「松下幸之助から未来のリーダーたちへ」「成功する力」「若き社会人に贈ることば」「道をひらく」「経営の大原則」
神様の言葉は、いつの時代で心に染み入ります。とても生誕100年とは思えません。精一杯、毎日を生きているか?改めて自問自答してみます。