絶望には続きがある

絶望には続きがある
香港モンスターマンション

『どん底まで落ちた』と言えるうちは、まだ本当にどん底ではない。-シェイクスピア-

絶望の深さを表した名言であるが、絶望は深いだけでなく、長く続くものではないかと感じる。

先日、大家さんが絶望するときで報告した漏水事故には続きがある。

賃借人に退去してもらい、給水管を閉栓した。

今は誰も住んでいないので、排水管も使用していない。

ところが…3日後に現場に訪れるとこのありさま。

配管からの水漏れ

穴を開けたユニットバスの下に、大量の水が溜まっている。

オーマイゴッド!

やはり呪いなのか!?

ユニットバス解体の日取りが決まった。

それまでは足繁く通って水を拭き取るしかない。

一方で、弁護士事務所から委任状が届いた。

家賃保証会社が、退去した住居人を訴えるようだ。

家賃を何ヶ月滞納していたのかは知らない。

債務名義を取って給与を差し押さえるのだろう。

やれやれだ。

この部屋に住む住人も呪われるのだろうか…