
「4つのものは帰ってこない…」
悠久の歴史を刻むアラブから、ことわざ3つを紹介します。
現代人の心にも響く古の教えです。
アラブ

アラブとは、サウジアラビア、UAE、カタールなどアラビア半島の国々と、北アフリカからイラクまでを加えたアラブ諸国の総称です。
世界四大文明(メソポタミア、エジプト、インダス、中国)のうち、最も古いメソポタミア文明発祥の地でもあります。
アラブのことわざ3選

ことわざ①
4つのものは帰ってこない。
口から出た言葉、
放たれた矢、
過去の生活、
そして失った機会。
<注釈>
つい軽はずみで口にした言葉を、後で後悔したことはありませんか?
あの頃は良かったと思い返してみても、過去の生活も取り戻せません。
そして一番怖いのは失った機会。
機会を英訳すると「chance」
好機とも言い換えることができます。
挑戦して失敗したら諦めもつきます。
もし挑戦しなかったら?
はたして自分を許すことができるでしょうか?

ことわざ②
努力する人は
見つけることができる。
種をまき育てる人は
収穫することができる。
<注釈>
努力をすれば、識ることができるのでしょう。
将来を見据えて計画的に努力をすれば、きっと実りがあるのでしょう。

ことわざ③
何かをしたい者は
手段を見つけ
何もしたくない者は
言い訳を見つける
<注釈>
行動できない理由を考えるより、何も考えず行動する方が簡単です。
挑戦しない言い訳を考える労力は、挑戦する方法を考える労力に等しい。
それならばどちらを選択するべきか?
あとがき
<注釈>は、私なりの解釈です。
感受性は人それぞれ。
解釈の仕方も様々でしょう。
貴方はどのように受け止めましたか?
日本でも、アラビアンナイト(千夜一夜物語)物語が有名ですね。
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