キリンホールディングスから株主優待が届いた。
商品は、キリンビールの詰め合わせ。
一番搾りと、SPRING VALLEYの4本セット。
嬉しい。
しかし、コスパを考えると、そんなにお得ではない。
優待欲しさに、株式を購入するのは辞めた方がいい。
株主優待の案内
権利確定から、株主総会を経て、株主優待の案内が届く。
12月の権利確定で、魅力的な株主優待の銘柄は多くない。
その中で、キリンビールは、魅力的に映る。
ビール好きなら当然だろう。
100株で、自社商品 1,000円相当。
1,000株で、自社商品 3,000円相当。
商品 | 100株以上 | 1,000株以上 |
---|---|---|
キリンビール | ビール詰合せ4本 | ビール詰合せ12本 |
キリンビバレッジ | 清涼飲料7本 | 清涼飲料17本 |
メルシャン | - | 赤白ワイン2本 |
機能性表示食品 | サプリ1袋 | サプリ2袋 |
キリンシティ食事券 | 1,000円 | 3,000円 |
募金 | 1,000円 | 3,000円 |
優待狙いで保有するなら、100株を超えて持つ理由はない。
コスパが悪い。
現実的には、100株で1,000円分のビールかジュースを選択することになる。
キリンビール詰め合わせセット
権利確定日から起算すると、3ヶ月ちょっとで商品が届く。
選んだのは、キリンビールの詰合せ。
ビールの銘柄は、毎年変更になる。
しかし…
わずか1,000円のギフトのために、株式を保有するリスクは高い。
食料品セグメントは、株価のボラティリティも大きい。
キリンの株価は、ここ5年で1,800円~2,500円のレンジをさまよう。
嗜好品は、景気に左右されるのだ。
キリン(東証プライム:2503)
・優待獲得株数:100株以上(2024年4月現在:220,000円)
・権利確定月:12月
・PER:13.6倍
・PBR:1.3倍
・配当金:年間71円
・配当利回り:3.23%
・実質利回り:3.68%
あとがき
ここまで、キリンはコスパが悪いと酷評してきた。
株式を長期保有するなら関係ないが、私のように短期トレードをする者にとっては、損する可能性が極めて高い。
しかし、実のところ、毎年12月の権利確定日が近づくと、株式を仕込んでしまう。
なんでかなぁ?
スーパーで買った方が安いんだがなぁ…
ギフトとして商品が届くと、嬉しいんだよね…