
「50歳から男振りを上げる人」の著者:田中和彦氏は、そう答えています。
残りの人生が30年と20年では、とても大きな違いがあります。
もし貴方が50代なら、無駄な時間を過ごす暇はありません。
残された人生をシンプルに生きるヒントを紹介します。
- 最後までやらない。
- いい人をやめる。
- モノを捨てる。
- 投資する。
- 自由を手に入れる。
- 中高年の会社員
- FIREを目指している人
- シンプルライフを生きたい人
面白くないことは最後までやらない
先ず、何よりも面白くないことをやっている暇はありません。
- 面白くない映画は、途中でも劇場から出る。
- つまらない本は、最後まで読まずに捨てる。
- つらい飲み会は、さっさと中座する。
THE BLUE HEARTSの名曲『ブルースをけとばせ』で好きな一節です。
“やりたくねえ事 やってる暇はねえ”
“やりたい放題やらせてもらうぜ “
いい人をやめる
「意味のない時間」を「意味のある時間」に変える。
その為には「いい人」である自分を辞めること。
いい人とは、このような人。
- 同僚からついでに頼まれた仕事を、愛想笑いで引き受ける。
- 先輩の自慢話に、長々と付き合う。
- 気乗りしない2次会に、誘われても断らない。
全ての人に対して、いい顔はできないと割り切りましょう。
断るコツは、1秒たりとも迷わないこと。
自分の尺度に従って、即座に断ることです。
一度断ってしまえば、次から誘われなくなります。
残された時間で、本当に大切なものは何かを考えたいものです。
モノを捨てる
ミニマリストとは、不要なモノを置かずに生活する人。
シンプルなモノに囲まれて生活すると、無駄な時間を過ごさなくてすみます。
- 買い戻せるものは捨てる。
- 必用かどうか迷ったら捨てる。
- 2年使用しなければ捨てる。
アップル創業者のスティーブ・ジョブズは、毎日同じ服を着ていました。
黒のタートルネックにジーンズとスニーカー。
彼は、その理由をこう説明しています。

「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけ下さないようにしている。何を食べるか、何を着るかなど、たとえ小さな決断でも、繰り返しているとエネルギーを消費してしまう。
apple創業者:スティーブ・ジョブズ
10億人の人たちをつなげて最高のサービスを提供することが自分のすべきこと。そこにすべてのエネルギーを注ぐために、毎日同じシャツを着ているんだ」
投資する
100万円の貯金ではなく、100万円稼げる投資をする。
これからの人生、年金だけでは不安です。
また、貯金の最大のデメリットは、インフレに対抗できないことです。
- 老後も働けるようスキルを身に付ける。
- 副業でも食べていける自信をつける。
- 年金を繰り下げ受給できる資産を構築する。
できるだけ長く働いて、年金を繰り下げ受給することが正解のひとつです。
単なる資格ではなく、お金になる手に職を身に付けましょう。
将来のお金の準備については、次の記事で詳しく解説しています。
自由を手に入れる
最後は、自由を手に入れること。
50代の会社員であれば、役職定年を迎えて、定年退職までカウントダウン。
貴方のゴールはどこですか?
60歳? 65歳? 70歳?
もし、ゴールが曖昧なら、踏ん張りどころも、人生設計も立てようがありません。
果たしてそれで「自分らしく生きている」と言えるでしょうか?
今一度、何歳まで働くのか決めて、何歳から自由を手に入れるのか考えましょう。
私は、48歳で副業を始め、52歳で役職定年を迎え、54歳で早期退職しました。
役職定年後の選択肢は、次の記事で詳しく解説しています。
あとがき
いい人をやめると、案外と気持ちが楽になります。
残された時間に、大切なものを見つけた人にお勧めします。
当サイトでは、中高年のSide FIREを応援しています。
自由は自分で手に入れたいものですね。
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