![ナイル川の港に並ぶ豪華客船](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5790-300x191.jpg)
ナイル川クルーズ3泊4日の旅。エジプトの5つ星豪華客船 ROYAL BEAU RIVAGE。
5つ星と言っても国際基準ではない。あくまでもエジプト基準だ。ダイヤモンドプリンセス号のような豪華クルーズ船とは比べようもなく、さんふらわあ号などカーフェリーにも見劣る。豪華な客船を想像していたら多いに裏切られるので、過度な期待は禁物だ。
青いナイル川の景観と非日常空間を楽しみながら、あくまでも移動手段のひとつと心得ておきたい。
5つ星 豪華客船の内部
![停泊するロイヤル・ボー・リバージュ](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5198-scaled-1-300x225.jpg)
ROYAL BEAU RIVAGEとは船の名前だが、ハイクラスツアーを除いて、どの名前の船に乗船しても似たり寄ったりである。
![隣接する客船と客船](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5206-scaled-1-225x300.jpg)
上の写真は、船から船へ渡り歩いているところ。ほとんどくっついている状態。寄港地で乗り降りするたび、何隻も横付けに停泊した船を通り抜けてよくわかった。
![ナイル川を漂うファルーカやクルージング船](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5316-1-scaled-1-300x225.jpg)
世界最長のナイル川は、穏やかな流れで船体が揺れることはない。たくさんのクルーズ船や、ファルーカとすれ違い、快適な船旅を楽しめる。
![ロイヤル・ボー・リバージュのフロント](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5178-scaled-1-300x225.jpg)
客船のフロント。
![インターネットの料金表](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5208-scaled-1-300x225.jpg)
Wi-Fiは有料。そもそもエジプトは、どこへ行っても電波が弱い。
![ロイヤル・ボー・リバージュの豪華なエントランス](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5179-scaled-1-300x225.jpg)
客船は4階建て。地階がレストラン。1階から3階が客室とバーラウンジ。屋上にカフェとプールがある。
![210号室の扉](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5204-scaled-1-225x300.jpg)
客室210号室。
![210号室の部屋](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5168-scaled-1-300x225.jpg)
部屋の雰囲気は良いが、お世辞にも清潔とは言い難い。
![バスルーム](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5170-scaled-1-300x225.jpg)
水回りの配管は詰まりがちだ。最低限のアメニティだが、ドライヤーはある。ポットはない。
![バスタオルで創られたワニのオブジェ](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5610-scaled-1-300x225.jpg)
ただ、毎日ベッドメイキングしてくれるし、遊び心も満載だ。バスタオルで創られたワニのオブジェが面白い。
![ロイヤル・ボー・リバージュの売店](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5197-scaled-1-300x225.jpg)
ショップは営業しているのかどうかよく分からない。値札もない。エジプトは値段交渉が基本。言い値の5分の1が相場だ。
![ロイヤル・ボー・リバージュの廊下](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5181-scaled-1-300x225.jpg)
もちろん自販機もない。飲食はレストランかバーラウンジで済ませる。
![ロイヤル・ボー・リバージュの屋上への扉](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5185-scaled-1-300x225.jpg)
屋上に出てみる。
![ロイヤル・ボー・リバージュの屋上デッキ](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5189-scaled-1-300x225.jpg)
デッキは広々としていて、風が気持ちよい。しかし、ここはナイル川。サハラ砂漠のど真ん中なので、絶えず砂塵が舞っている。
![ロイヤル・ボー・リバージュのプール](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5192-scaled-1-300x225.jpg)
プールがあるが、それ以外にやることもない。オプショナルツアーには、積極的に参加した方が気分も紛れるだろう。
![デッキから眺める夕陽とファルーカ](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5200-scaled-1-300x225.jpg)
しかし、サンセットだけは抜群だった。西岸に沈む夕日にファルーカが絵になる。
![ロイヤル・ボー・リバージュのレストラン](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5162-scaled-1-300x225.jpg)
夕食はビュッフェ。
![ブッフェの料理](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5163-scaled-1-300x225.jpg)
飲み物は、水もアルコールも有料。
![ゴマペースト](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5769-scaled-1-300x225.jpg)
写真はゴマペースト。エジプト人は、ゴマペーストが大好きらしい。肉や野菜に大量にまぶして食べる。しかし、日本人の口には合わない。日本のゴマドレッシングとは似ても似つかない。
![ロイヤル・ボー・リバージュのスイベントケジュール](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5342-scaled-1-300x225.jpg)
客船のイベントスケジュール。
![ベリーダンスショーで踊るダンサー](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5611-scaled-1-225x300.jpg)
夜は、ガラベイヤパーティやベリーダンスショーが開催される。旅の疲れもあり自由参加なのだが、客席は満員で盛り上がる。
ナイル川クルーズの見所
アスワンからルクソール。3泊4日のナイル川クルーズは、観光名所が多く見所満載だ。
![ロイヤル・ボー・リバージュの再乗船カード](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5325-scaled-1-300x225.jpg)
寄港地で手渡されるカード。カードを無くすと再乗船できない。
![王家の谷](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5516-scaled-1-225x300.jpg)
王家の谷では…
![ツタンカーメンのミイラ](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5497-scaled-1-225x300.jpg)
ツタンカーメンのミイラが保存されていた。
![ハトシェプスト女王葬祭殿](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5456-scaled-1-300x225.jpg)
ハトシェプスト女王葬祭殿。1997年、銃撃テロで日本人10人を含む62人が死亡した事件は記憶に新しい。
![メムノンの巨像](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5438-scaled-1-300x225.jpg)
高さ18mのメムノンの巨像。
![ライトアップされたコムオンボ神殿](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5355-scaled-1-300x225.jpg)
ライトアップされたコムオンボ神殿。珍しいワニのミイラが保存されている。
![ライトアップされたルクソール神殿](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5581-scaled-1-300x225.jpg)
ルクソール神殿のオベリスク。本来は左右2本あった。1本はパリのコンコルド広場に移築された。
エジプトの街の雰囲気
最後に街の様子。
![ワンダラーと叫びながら群がる少年達](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5482-scaled-1-225x300.jpg)
どこへ行っても、大人から子供まで汚れた商品を持ち、ワンダラー(1ドル)と叫びながら群がってくる。
![ボートにしがみつく少女](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5817-300x220.jpg)
バスはもちろん、ボートにも泳いでくる。
ボートにしがみ付いている小さな女の子がわかるだろうか。チップをあげるまで、大きな声で歌い続ける。商魂たくましいと言うより、危険だし気迫が怖い。
![混沌とした街の交通事情](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5824-289x300.jpg)
エジプトには信号機がない。もちろん車優先だ。横断するには勇気がいる。
![観光地を歩く犬達](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5560-scaled-1-300x225.jpg)
また、どこの観光地にも野良犬が多い…と思っていたら、警察が飼っているようだ。エジプトはテロも多い。
![街を歩くラクダ達](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/IMG_5280-scaled-1-300x225.jpg)
インド、モロッコ、エジプトを3大うざい国に数える人もいる。しかし、国民は陽気で明るい。道やエレベーターで迷っていると、見ず知らずの人達が必ず助けてくれようとする。こちらが日本人だとわかると、一層フレンドリーに話しかけてくれる。ジョークが好きで、人懐っこい人達なのだ。
![エジプト人ガイドさんと妻と私で記念撮影](https://halohalohalo.org/wp-content/uploads/2024/05/346d58bcdf3bac55b5a0274601cd7aca-300x234.jpg)