先日、ぼったくり被害に遭いそうになった。
焼肉を食べて、カード決済した。
翌朝、改めて金額を確認すると、
ケタがひとつ多いではないかぁぁ!
領収書 @21,890円。
カード利用控 @218,900円!
カード利用の取り消し処理は面倒くさい。
もう一度、店に往訪して、利用したカードで取り消し処理が必要だ。
店側に悪意はなかったので、穏便に済ませることにした。
領収書の間違えなら嬉しかったのに…
ぼったくり被害
カード会社に勤めていたので、ぼったくり被害を多くみてきた。
カードの不正利用は増える一方だ。
特に、スナックやバー・キャバレーに多い。
昏睡強盗、軟禁サイン強要、二重伝票…
手口は巧妙化し、被害者はあとを絶たない。
大抵は、自身のうしろめたい行為が発覚するのを恐れ、泣き寝入りするケースが多い。
なかには、カード会社にクレームを言う会員もいる。
加盟店にしているカード会社が悪いという理屈だ。
しかし、ぼったくり被害は、客と店の当事者間で解決するのが原則。
カード会社に連絡しても、カード会社は仲裁に入るだけなのだ。
カード悪用の手口
騙してカード利用させるのは詐欺罪。
他人のカードでキャッシングするのは窃盗罪。
・カードスキミング
・フィッシング詐欺
・ネットショッピング詐欺
・出会い系サイト詐欺
・本人なりすまし
・情報漏洩
・換金性商品の買い回り
・暗証番号盗用
普通の物販や飲食店でも、カード犯罪は起こりうる。お店ではなく、従業員が主犯であることも多い。本人の知らないところで、被害が拡大しているのが特徴だ。最新のクレジットカードは、非接触カードが主流。世界標準に合わせるため致し方ないが、セキュリティ面で心もとない。
万が一、カードを落としたら大変だ。クレジット端末機に、カードをかざすだけで決済が終わってしまう。サインも暗証番号も必要ない。交通系のSuicaや、スマホ決済も同様だ。落としたことに気付いたら、すぐにカード会社に連絡しよう!