会社員が定年退職日に思うこと。
自分は定年退職まで10年を残してリタイアしたので、その感情は分からない。
それでも30年以上勤めた会社を退職した日は、言葉に表せないほどの解放感を得た。
これから何をしようかワクワクしたものである。
定年退職を迎えた会社員は、総じて前向きな感情を持つようであるが、一方で不安を感じる人もいるようだ。
今回の記事では、会社員が定年退職日に思うことを紹介します。
定年退職日に思うことベスト10
1. 「長いようで、あっという間だったな」
── 数十年の会社生活を振り返って、時間の流れの速さを実感。
2. 「やっと終わった…少し肩の荷が下りた」
── 長年の責任やプレッシャーから解放された安堵感。
3. 「ここまで頑張ってこれた自分を誇りに思う」
── 過去の努力や苦労をねぎらい、自分自身を認める気持ち。
4. 「明日から、何をすればいいんだろう？」
── 日々のルーティンがなくなることへの不安や戸惑い。
5. 「家族に支えられてここまで来られた」
── 特に配偶者や子供への感謝の念が強くなる。
6. 「同僚や部下ともう会えなくなるのは寂しいな」
── 毎日顔を合わせていた仲間との別れにしんみり。
7. 「会社も、いろいろ変わったな…」
── 自分が入社した頃とのギャップや時代の流れを感じる。
8. 「あの時、転職してたらどうなってたかな？」
── もしもの人生を少しだけ振り返る。
9. 「第二の人生、何から始めよう？」
── 趣味、旅行、再就職、ボランティアなど、次のステージを考え始める。
10. 「感謝されて辞められて良かった」
── 花束やメッセージをもらい、会社に貢献できたという充実感。
このような感情は、個人の性格や人生経験、定年退職日を迎える状況によって異なると思いますが、総じて安堵の気持ちや充実感で満たされるようです。
定年退職日に思う後悔の念
一方で、少なからず「後悔の念」を抱く人もいるようです。口には出さなくても、内心ふとよぎる感情を紹介します。
1. 「もっと家族との時間を大事にすればよかった」
── 子どもの成長や家族のイベントを仕事優先で見逃したことへの後悔。
2. 「自分の本当にやりたかったことに挑戦しておけばよかった」
── 安定を優先して、夢や情熱を脇に置いたままだった自分への思い。
3. 「健康をもっと意識すべきだった」
── 忙しさにかまけて運動不足や不摂生を続けた結果、健康に不安がある。
4. 「もっと人間関係を大切にしておけばよかった」
── 上司や部下、同僚との関係が仕事だけの付き合いになってしまった。
5. 「もっと自分を出せばよかった」
── 空気を読みすぎて、自分の意見や想いを抑えてきたことへの後悔。
6. 「思い切って転職・独立してもよかったかも」
── ひとつの会社で勤め上げたことは誇りでもあるが、別の人生も試してみたかったという気持ち。
7. 「定年後の準備をもっと早く始めればよかった」
── 金銭的な備えや、趣味・人間関係づくりを後回しにしてしまった。
8. 「感謝の気持ちをもっと伝えておけばよかった」
── 同僚や家族、上司へのお礼や謝罪の気持ちを伝えきれなかった心残り。
充実感を覚えながらも、もっとああすればよかった、もっとこうすればよかったと、どこか少し足りなかった自分を反省してしまうようです。
あとがき
これらの後悔は、ネガティブに捉えるよりも「これからの人生にどう活かすか」を考えることで、新たな一歩に繋がると思います。
自分自身を振り返ると、「感謝の気持ちをもっと伝えておけばよかった」と思っています。
お世話になった方々へ、電話やメールではなく、直接お会いしてお礼を述べるべきでした。全国各地に支社がある会社に勤めましたが、時間をかけて挨拶まわりをするのが礼儀だったと思います。