和歌山県古座川の「一枚岩キャンプ場」へ行ってきました。
ファミリーキャンプを卒業し、中年夫婦が始めたカップルキャンプ。
日本にもこんな大きな一枚岩があることに、びっくり仰天しました!
一枚岩自然公園キャンプ場
道の駅一枚岩 monolith
キャンプ場は、道の駅monolithが管理しており、受付を済ませます。
カフェから一枚岩を目前に見渡すことができ、一般客も景観を楽しめます。
チェックイン
チェックINは、14:00~17:00。
「フリーサイト(河原)」か「区画サイト(コンクリート)」を選択できます。当日は、大雨による川の増水が心配でしたので、区画サイト(コンクリート)を選びました。
あいにくの大雨。
ちなみに、キャンセル料金を尋ねてみると、当日は100%とのことでした。
テントサイト
道の駅から古座川に降りるとキャンプサイトです。
雄大な一枚岩がせまります。
想像以上の大きさに驚きを隠せません。
日本のウルル(エアーズロック)とは言い過ぎでしょうか…
↑左隅に豆粒のような人影が写っているの判りますか?
サイトはフリーサイト(河原)か、区画サイト(6区画)から選びます。
フリーサイトは、河原のどこにテントを設営してもOK。
当日は、和歌山県に大雨洪水警報が出ました。
増水の懸念がありますので、河原にテントを張るキャンパーはいませんでした。
区画サイト(6区画)は、3組のキャンパーが楽しんでいました。
それにしても、初めてのコンクリートサイト。
ちゃんとテントを張れるか心配。
ペグを打つことができませんので、石や土嚢が準備されています。
タープはあきらめ、テントだけ組み立てることにしました。
案の定、不安定…
夜中に雨風が強くなり、テントが飛ばされないかヒヤヒヤしました。
大雨の影響により、一枚岩に滝が出現しています。
共有施設
水道の蛇口を受付で借り受けます。
トイレは、道の駅公衆トイレを利用。
夜中は、トイレまで足元にご注意を。
ウォッシュレットでしたが、温水機能が壊れていて残念でした。
トイレ内は、人感センサーで照明が付きます。
キャンパー専用のゴミ捨て場。
ゴミの分別はこまかいですが、すべて引き取ってもらえるのはありがたい。
チェックアウト
チェックOUTは、11:00。
前夜の大雨で焚き火もできませんでしたが、翌朝は太陽がのぞきました。
道の駅で水道の蛇口を返却して終了。
道の駅では、古座川町の地産品が販売されています。
一枚岩は、あまりにも大き過ぎて、カメラに収めることができません。
数百メートル離れて撮影すると、ようやく全体像がカメラに収まります。
キャンプ場データ
区画サイト(コンクリート)→閉鎖
フリーサイト(河原)→無料
日帰りBBQ(河原)→営業中
施設情報
施設 | 一枚岩自然公園キャンプ場 |
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所在 | 和歌山県東牟婁郡古座川町相瀬290-2 |
アクセス | ▶大阪・田辺方面 国道42号線から 和深交差点(△)か 高富交差点(◎)を左折20分 <注意> △ 和深から左折すると狭い道が続きます ◎ 高富から左折することをお勧めします! ▶三重・新宮方面 国道42号線から 西向交差点を右折20分 |
駐車 | ・有料駐車場(2,500円) ・有料駐車可能台数10台 ・道の駅の駐車場は利用不可 |
環境 | 河川 |
サイト | フリー |
営業 | 通年(定休日:月曜) |
一枚岩
古座川の一枚岩は、高さ150m、幅800mの大岩壁で、国指定の天然記念物。
断層や風化により巨大な一枚岩のまま残存することは稀で、国内では大野亀(佐渡島・高さ167m)、千尋の滝(屋久島・高さ200m)とともに最大級とされています。
周辺の観光施設
一枚岩キャンプ場を訪れたあとに、おすすめの観光施設を紹介します。
くしもと大橋
一枚岩キャンプ場から紀伊大島まで約20Km、車で30分。
くしもと大橋は、本州潮岬と紀伊大島を結びます。
386mのループ橋と290mのアーチ橋で構成された珍しい橋は、一見の価値があります。
トルコ記念館
日本人とトルコ人の感動の救援劇を描いた映画「海難1890」。
「エルトゥールル号遭難事件」の現場を間近で観ることができます。
本州最南端の碑
潮岬は、本州最南端の地。
本州最南端の碑を観て、潮岬タワー大食堂で近大マグロ丼を食べるのもお勧めです。
近大マグロ丼は、1600円です。
あとがき
国道42号線を曲がると売店が無いので、途中のスーパーで買い出しが必要です。
大雨でキャンプらしい食事は取れませんでしたが、とにかく一枚岩に圧倒されるキャンプ場でした。
本州最南端の潮岬へ立ち寄ることもおすすめします。