退職する勇気|早期退職の理由とモチベーション維持

退職する勇気

退職する勇気。

たいそうなお題であるが、

これがなかなか侮れない。

考えてみてほしい。

退職したら給料がなくなるのだ

明日からの生活はどうなるのか?

焼肉や寿司は食べられるのか?

旅行はできるのか?

断っておくが、

このブログは、退職を推奨しているのではない。

退職するか迷っている人を応援しているものだ。

退職するには、理由がないといけない。
退職までのモチベーションも重要である。

退職してもいい理由とは?

退職してもいい理由

理由もなしに退職する人はいないだろう。

しかし、

なぜ会社を辞めたいのか?

明確に答えられる人も少ないだろう。

上司のパワハラに耐えられない?

職場の人間関係が嫌だから?

やりたかった仕事と違う?

どれも決定的な理由にはならない。

モラルハラスメントは、

社会全体に存在するものだし、

人間関係の煩わしさは、

どこにいってもつきまとう。

やりたい仕事で、お金をもらえる幸福な人はまれだ。

退職してよいのは理由が明確なとき

・次の目標が決まっている。
・我慢できず病気になりそう。

すでに、転職先がきまっている。

すでに、副業で生活できる。

すでに、生活防衛資金が貯まっている。

次の目標が決まっているときは、

次のステップに進むときだ。

また、病気になりそうなとき。

そんな会社は、さっさと辞めたほうがいい。

我慢の限界を超えている。

ただ、漠然と嫌だから…では、

退職を踏み止まったほうがいい。

中高年の再就職には、厳しい現実が待っている。

退職までのモチベーション

退職にこぎつけるには、準備が必要だ。

金銭面や教育面、家族の理解も大切である。

あとは、退職するまでのモチベーション維持。

いざ、退職すると決めても、

生活を維持する手段を講じなくてはならない。

それが、短期間で叶うなら苦労はない。

普通は、貯蓄や副業を始めてから、長い年月が必用だ。

退職までのモチベーションを、どうやって維持するか?

途中で、

やっぱり社畜しゃちくのほうが、

らくだと気付くことも多いだろう。

初志貫徹するには、相当なエネルギーがいる。

私のモチベーションは、こうだった

会社を辞めると切り出したら、
同期たちはどんな顔をするだろう?
鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をするだろうか?

副業を始めて、退職するまでの6年間、

そんなことをモチベーションにしていた。

くだらないことに思えるだろうが、

これが効果的だったように思う。

同期で集まるたび、

途中で言い出したくなる衝動を抑え、

最後まで楽しみを取っておいた。

同期に退職の報告

退職の報告

人事部に「退職願」を提出。

全社員に知れ渡る前に、同期にメールを一斉配信した。

退職のご報告

驚くほど、返信が早かった。

なんでやめるのか?

やめて何をするのか?

想定通りの質問が殺到した。

すでに、想定問答集も用意してある。

出世競争から、脱落したと思われたかもしれない。

もしかしたら、うらやましいと思われたのかもしれない。

それはわからない。

でも、爽快そうかいな気分になったことは確かだ

6年間の秘密を、一気に開放したんだから。

退職願と退職届の違い

最後に、これだけは知っておこう。

「退職願」と「退職届」の違いについて。

失業保険の受給額に大きな違いが出る

退職願…自己都合でやめること。
退職届…会社都合でやめること。

自己都合で退職する場合、なにを理由にするのか?

そもそも、会社をやめるのに理由はいらない。

一身上の都合」とだけ記せばよい。

知らないと損する退職理由~失業手当の金額が大違い!

あとがき

「退職願」を提出したあとは、

これまで味わったことのない開放感で満たされる。

どれほどの開放感かというと…

夏休みとGW、お盆と正月を、

10年分まとめて取得するような感じ。

すでに退職して2年。

あのときの開放感を忘れずにいよう。