霧島連山南西にある温泉地の総称を、霧島温泉郷という。
そのひとつ霧島神宮温泉エリアにある、アクティブリゾーツ霧島。2024年1月末をもって閉館となる。
ダイワハウスグループの老舗ホテルだったが、老朽化が進んで買い取り手も見つからず廃業することになった。標高800mに位置するホテルは、トレッキングの拠点としても人気が高かったので残念だ。
今回、隣接する高千穂カントリー倶楽部でラウンドするために、最後の宿泊をした。刺激の少ない単純温泉の露天風呂が楽しみだ。
アクティブリゾーツ霧島
ところが、旅のトラブルはつきもの。peachが大幅に遅延し、ホテル到着が20時30分になってしまった。鹿児島郷土料理のディナーバイキングは、21時に終了。
幸い、チェックインする前に、バイキング会場へ案内してもらえた。飲み放題付きなので、慌ててビールを飲み干す。なんとか、晩御飯にありつけてありがたい。
DXルームは、広々として快適。クロスも貼り替えて間がないのだろう、とても綺麗な部屋だ。アメニティも充実。このまま廃業するのはもったいない。従業員は、転職や定年退職で散り散りになるらしい。長い間お疲れ様でした。
鹿児島県霧島市霧島田口2703番地5
TEL0995-57-2111
4人部屋DXルーム@51,240円。
(朝夕食事付、アルコール60分飲み放題)
霧島神宮温泉
霧島神宮温泉は、鹿児島県霧島市に位置する温泉地。特徴は、硫黄泉や単純温泉など多様な泉質で、リラックス効果や肌に優しい効能があり、湯量も豊富。また、高温の湯が湧き出る霧島連山の火山活動によって生まれた源泉も利用されている。
霧島神宮温泉には、ほかにもたくさんの宿がある。霧島神宮に参拝するには格好の立地である。泉質は、まろやかな単純温泉。かすかに硫黄の匂いがする。
・泉質=単純硫黄泉。
・適応症=神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病など。
霧島神宮
霧島神宮は、創建は6世紀ごろとされ、天孫降臨神話に登場するニニギノミコトを主祭神とし、江戸時代の1715年に薩摩藩主の島津吉貴によって再建された。2022年に本殿、幣殿、拝殿が国宝に指定され、他の建物も重要文化財に登録されている。
周辺の見どころは、霧島神宮。本殿は、鹿児島県で初めての国宝に指定された。南九州屈指のパワースポットで、縁結びや商売繁盛、厄除けなどのご利益と御朱印を求めて訪れる観光客が絶えない。
坂本龍馬とおりょうさんが訪れた、新婚旅行の足跡をたどるのも一興だ。
鹿児島県霧島市霧島田口2608-5
TEL0995-57-0001
高千穂カントリー倶楽部
高千穂カントリー倶楽部は、ダイワハウスグループが運営するゴルフ場。霧島連山を背景に爽快なラウンドができる。お風呂は、もちろん天然温泉だ。
昼食の「きなこ豚とんかつ定食」がおいしかった。
鹿児島県 霧島市霧島田口2703-20
TEL099-557-1255