ポリテクセンター関西の見学会|職業訓練学校の応募倍率と求職活動実績

ポリテクセンター関西(大阪支部)の見学会に参加しました。

この記事は、見学会の様子と職業訓練の概要についてまとめたものです。

1番人気「ICTエンジニア科」の応募倍率は、3.2倍

また、見学会の参加は、ハローワーク求職活動実績としても認めて貰えます。

現在、求職活動中の方に参考となれば幸いです。

この記事のお勧め
  • 求職活動中の方
  • 職業訓練校に興味のある方
  • ハローワークに活動実績を報告している方
スポンサーリンク

職業訓練学校

職業訓練を受講できる施設として、「公立高等職業技術専門校」や「独立行政法人ポリテクセンター」が全国に点在しています。

また、民間の専門学校や教育機関で受講できるコースもあり、選択肢は多岐に渡ります。

訓練分野
  • 事務系
  • IT系
  • サービス系
  • 介護系
  • 福祉系
  • 製造系
  • 電気・電子系
  • 建築系
  • デザイン系

ポリテクセンター関西

ポリテクセンターとは、ハローワークが推奨する職業訓練機関

独立行政法人で、高齢・障害・求職者雇用支援機構として全国に点在しています。

その大阪支部が、ポリテクセンター関西です。

就職に必要な知識とスキルを習得するものづくり分野(IT、電気電子、機械)に特化し、職業訓練を実施しています。

ポリテクセンター関西へのアクセス

〒556-0022 大阪府摂津市三島1丁目2番1号

TEL:06-6383-0949

大阪モノレール摂津駅下車、徒歩約7分

地図

私は車で往訪しました。

無料駐車場が完備されています。

駐車場
駐車場

見学会の参加申込み

参加費無料

▶電話もしくはメール事前予約が必要。

TEL:06-6383-9711

Eメール:kansai-poly02@jeed.go.jp

私はメールで予約しました。

翌日、日程などの詳細メールが届きました。

開催日程と開催時間

  • 毎月3回、見学会が開催されています(月により開催される学科が異なります)
  • 見学時間は、10:0012:00

見学会の内容

講師による訓練内容の説明60分作業工場見学60分、合計120分

取得可能なスキルや資格就職支援体制をスライドを利用して説明があります。

その後、訓練生が受講する工場で、授業の様子を見学します。

私は、電気設備技術科を見学しました。

見学の時間帯は、実技訓練ではなく座学の勉強中でした。

入校に際して疑問点があれば、講師に質問することができます。

尚、複数のコースを同時に見学をすることはできません。

他のコースにも興味があれば、後日改めて参加することになります。

訓練受講までの流れ

職業訓練の申し込みから受講までは、以下の通り。

選考試験は、筆記テスト・適正テスト・面接が行われます。

筆記テストは中学卒業レベル、適正テストは簡単な判断テストです。

受講迄の流れ

選考試験

面接

面接では、受講志望動機希望する就職先を聴取されます。

希望就職先に対し、現段階で具体的にどのようなアプローチをしているか聴取されます。

受講に対する心構えや、本気度が試されます。

筆記テスト・適正テスト

下記は、筆記テスト適正テストの参考問題。

テスト問題
テスト問題

面接・筆記テスト・適正テスト。

中学校卒業レベルの試験です。

応募倍率

2021年度の応募倍率は、0.29倍3.2倍

ICTエンジニア科3.2倍)」が一番人気です。

訓練コース

訓練コースは以下の通り。( )は応募倍率。

  • ICTエンジニア科(3.2)
  • IoTシステム開発科(1.7)
  • ものづくりロボット技術科(0.59)
  • 電気設備技術科(1.9)
  • NC機械技術科(0.29)
  • CAD/NC技術科(1.0)
  • CAD/CAM技術科(0.52)
  • CAD機械設計課(1.0)
  • ものづくりサポート技術科(1.2)
  • メタルワーク科(0.6)

訓練時間

  • 月曜~金曜(土日祝日は休校)
  • 9:0015:00

訓練期間とスケジュール

訓練スケジュール
  • 1~3ヶ月目
    専門スキルを基礎から習得、就職活動の準備。
  • 4~5ヶ月目
    スキルの応用、就職活動。
  • 6ヶ月目
    企業で現場研修、個別就職相談。
  • 終了後
    訓練終了後もフォローアップ、求人情報提供。

訓練後の就職率

例年、卒業生の就職率80%以上です(令和2年は83.2%)

尚、ポリテクセンターでは、事業や起業準備の支援はしていません。

あくまでも就職支援の訓練となります。

訓練生の年齢構成と男女比率

30歳代~40歳代6割を占めます。

50歳代以上の中高年も2割の比率で受講しています。

今回の見学会でも、若年層の参加比率が高いように感じました。

男女比率は、「ICTエンジニア科」で男女半々、「電気設備技術科」は大半が男性でした。

受講費用

  • 受講料無料
  • テキストや作業服は、実費(概ね4,000円20,000円

 



職業訓練を受講するメリット

専門分野のスキルが身に付く

機械系、電気系、建築系、IT系など様々な分野の専門知識が身に付きます。

いわゆる「手に職をつける」ための訓練ですから、就職に直結するスキルを学ぶことができます。

実践できるカリキュラム

訓練は「分かる」ではなく、「出来る」を目指したカリキュラムになっています。

基礎からスタートすることで、未経験の初心者でも実際に「出来る」を手に入れることができますので、就職活動にも自信が持てます。

経済的負担が少ない

全国のポリテクセンターは受講料無料、テキストや作業服の実費のみ発生します。

一方、公立高等職業技術専門校は、入校選考料・授業料・テキスト代金など年間約20万円の費用が発生します。

公立高等職業技術専門校は、訓練期間1年~2年の長期専門コースが設定され、ポリテクセンターより充実した教育環境が整っています。

いずれにしても、民間専門学校へ入校するより、経済的負担は少ないといえます。

就職活動をサポート

求人情報の提供個別相談就職支援セミナーを開催しています。

企業も即戦力の訓練生を求めており、企業からのオファー情報を即座に入手することができます。

また、同じ目標を持った仲間ができますので、お互い切磋琢磨して情報交換することもできます。

資格取得

訓練中、任意で資格を取得することができます。

もちろん受験して合格する必要がありますが、受験可能なレベルの知識が身に付きます。

下記は資格取得の一例です。

  • 電気設備科技術科 → 第二種電気工事士、消防設備士。
  • CAD科 → 建築CAD検定試験3級、2級建築施工管理技士。

託児サービス

無料の託児サービスがあります。

訓練時間中にお子様を預けることができますので、安心して勉学に励むことができます。

失業給付期間の延長

失業給付期間が延長されます。

失業保険を受給中の方は、訓練期間が終了するまで、失業給付期間も延長されます。

無料でスキルが身に付きます。

これ以上のメリットはありません。

職業訓練を受講するデメリット

積極的にスキルを身に付け就職を目指す方に、デメリットは見当たりません。

ただ、以下をデメリットと感じる方がいらっしゃるかもしれません。

対象年齢

職業訓練コースにより、対象年齢に制限があります。

おおむね、55歳未満のコースが多いようです。

建築科など、45歳未満のコースもあります。

残念ながら、中高年が卒業しても、企業から求人が無いのが現実です。

  • 現場作業員の求人 → 35歳未満
  • 施工管理員の求人 → 45歳未満

残念ながら年齢制限があります。

中高年には厳しい現実です。

出席日数

概ね、89割の出席日数が必要です。

出席日数が足りないと、職業訓練校の終了証書はもらえません。

但し、訓練途中で就職が決まり、正当な事由で退学していく方は大勢いらっしゃいます。

現場研修

訓練期間の最終月は、民間企業で現場研修があり、現場の雰囲気を掴むことができます。

1日の研修時間は、正社員の勤務時間と同じです。

インターンシップ制度と同様に、即戦力として認めてもらえれば、そのまま正社員として採用されることもあります。

但し、給料は支給されませんので、デメリットと感じる方がいらっしゃるかもしれません。

就職以外の入校目的は不可

手軽にスキルを習得できるからといって、就職する意思がなく入校することはできません

失業認定期間を延長する目的や、起業の準備などは認められません。

面接では、受講志望動機を聞かれますし、入校後も積極的な就職活動を求められます。

失業給付期間延長目的で、受講することはできません。

まとめ

ポリテクセンター関西の見学会には、50名程度が参加していました。

集団説明会のあと、講師の引率で希望コースの見学が始まります。

気軽に参加でき、訓練風景を見学することで、入校後のイメージを掴みやすいと思います。

見学会の参加は、ハローワークの求職活動実績1回分としてカウントされます。

応募倍率3倍を超える人気コースもありますので、興味があれば参加してみることをお勧めします。

コメントをどうぞ