誠に申し訳ございませんでした。
若気の至りを、許してほしい。
高校生のとき、バイクの無免許運転で補導された。
ヘルメット着用が、努力義務だった古き良き時代。
田舎の高校生だった私は、バイトの往復にバイクを利用していた。
ある日、バイトの帰り道…
対抗車線から白バイがやってきた…
するどい白バイ隊員
白バイを認識した私は、とっさに目線をそらしてしまった。
白バイ隊員は、それを見逃さない。
ピピピーッ!
すかさず笛を鳴らされ、停止を命じられた。
そして、免許証の提示を求められる。
白バイ隊員「はい。免許証を見せて。」
私「は…はぁ…」
言い訳を考えたが思いつかない。
観念して「持ってません」と答えた。
白バイ隊員が、一瞬ニヤリとしたのを私は見逃さなかった。
(クソォ~ヘルメットしてたらバレなかったのに!)
無免許運転者の免許取得
無免許運転は、一発で免許が取り消される。
当時の免停期間は、1年間。
免許がないのに、免停?
若年層で違反すると、18歳になっても免許を取得できないのだ。
私は、19歳まで免許取得を我慢した。
現代では、無免許運転の違反点数は25。過去に行政処分を受けたことがなくても、2年間は免許を取得できない。初犯で無事故の場合、罰金は30万円程度の見込み。
せっかく働いたバイト代も、消えて無くなった。
ただ、事故を起こす前で良かったと思う。
裁判所で反省
無免許運転で捕まると、裁判所へ出頭しなければいけない。
いわゆる、赤紙というのが届く。
違反者が集団で、略式裁判を受ける。
集まってくるのは、悪ガキばかり。
しかも、未成年なので保護者の付き添いが必要だった。
父親には申し訳ないことをした。
しかし、そのことで叱られた記憶はない。
自由に育ててもらったことに感謝している。