
FIREを目指している会社員は、多いと思います。
この記事では、FIREの概念を4種類のカテゴリーで解説しています。
4種類のFIREから、貴方の目指すべきライフスタイルが見つかります。
- FIREを目指している人
- FIREの定義を知りたい人
- 目指すFIRE像を見つけたい人
FIRE
FIREとは、4つの頭文字を組み合わせた造語です。
- F=Financial(金融)
- I=Independence(独立)
- R=Retire(引退)
- E=Early(早い)
FIREの意味
経済的に自立し、早期に引退すること。
とはいえ、人それぞれFIREの受け止め方は違います。
資産家でも働き続ける人がいますし、貯蓄を取り崩して海外で自由を満喫する人もいます。

FIREとは、働くかどうかを自分で選べる状態と言えます!
4種類のFIRE
FIREには4種類あります。
① Fat FIRE (ファットFIRE)
② Lean FIRE(リーンFIRE)
③ Side FIRE (サイドFIRE)
④ Barista FIRE (バリスタFIRE)
①Fat FIRE (ファットFIRE)

Fat FIRE (ファットFIRE=贅沢)
資産だけで、ゆとりのある贅沢な暮らしを楽しむことができる状態。
資産所得だけで暮らしていける資産規模は、5億円以上。
起業して大成功するか、生まれながらの資産家でないと難しいですね。
②Lean FIRE(リーンFIRE)

Lean FIRE(リーンFIRE=質素)
ゆとりを省き、一般的な生活を切り詰め、基礎生活費だけを賄える状態。
贅沢に興味がなく、最低限の生活で満足できれば、資産2,000万円~5,000万円で達成できます。
③Side FIRE (サイドFIRE)

Side FIRE (サイドFIRE=事業)
資産とサイドビジネスで、一般的な生活(基礎生活+ゆとり)ができる状態。
本業の会社に勤めながら、サイドビジネスで本業並みに稼いでいる状態も含みます。
既に経済的に自立しており、精神的にFIREしていると言えます。
資産2,000万円~5,000万円で基礎生活費を賄い、サイドビジネスでゆとり費を賄います。
④Barista FIRE (バリスタFIRE)

Barista FIRE (バリスタFIRE=雇用)
資産と労働で一般的な生活(基礎生活+ゆとり)ができる状態。
資産2,000万円~5,000万円で基礎生活費を賄い、雇用されることでゆとり費を賄います。
フルタイムで働かず、ゆとり費はアルバイトやパートで賄います。
雇用されることで、社会保険(健康保険と厚生年金)の負担を軽減できるメリットもあります。
目指すべきFIRE

①Fat FIRE (ファットFIRE=贅沢)
この記事に興味を持たれた人は、残念ながら資産家ではないでしょう。
自身で起業した会社を上場できる能力があれば、Fat FIREも夢ではありません。
間違っても仮想通貨やギャンブルで、起死回生の一発逆転を狙ってはいけません。
②Lean FIRE(リーンFIRE=質素)
YouTubeで、東南アジアなど新興国に移住した方々の暮らしを拝見できます。
自由で精神的に豊かな暮らしを満喫する姿は、羨ましい限りです。
ただ、孤独感や言葉の壁を乗り越えられる胆力も必要になりそうです。
③Side FIRE (サイドFIRE=事業)
選択肢の有力候補は、Side FIREです。
総資産No.1のトヨタ自動車社長自ら「終身雇用は難しい」と公言する時代。
副業を解禁する企業も増加しています。
これをチャンスと捉え、ゼロから1円を生み出す訓練を初めてみては如何でしょうか。
フリマ、アフィリエイト、Webライターなど、ノウハウの出尽くした副業に挑戦するもよし、クラウドワークスに登録して自らのスキルを販売することも可能でしょう。
サイドビジネスに挑戦し、安定した収益基盤ができると、FIREは現実のものとなります。
④Barista FIRE (バリスタFIRE=雇用)
フルタイムではなく、好きな時間に遊興費だけを稼ぐBarista FIREも、捨て難い面があります。
但し、自らの時間と労働力を切り売りすることになりますので、本当の意味で自由では無いように思います。
少なくとも、アルバイトを掛け持ちするような状態は、FIREとは言えません。
あとがき
4種類のFIREを解説しました。
FIREとは、結局のところ「働くか、働かないか」を自分で自由に選べる状態だと言えます。
FIREに興味があれば、まず何か新しいことを始めてみては如何でしょうか。
当サイトでは、中高年の「Side FIRE」を応援しています。
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