年収1000万円が長財布を使うのは本当か?キャッシュレス時代の財布と現金の使い道

長財布のイメージ

ひと昔前、

財布の値段の100倍が、年収になるという都市伝説が流行った。

10万円の長財布を使うと、年収1000万円になるというものだ。

10万円の長財布 × 100倍 = 年収1000万円

理屈はこうだ。

お金の顔の向きをそろえて、長財布に大切にしまう。

お金を大切に扱うと、お金に好かれてお金が寄ってくる。

ヘー!そうなんだ!?

私も、ヴィトンで、10万円の長財布を買ってみた。

しかし…

どう考えても不便だ

大きすぎて、スーツの胸ポケットにしか入らない…

カード会社に勤めたおかげで、カードの悪用手口はよく知っている。

飲食店で、スーツを預けるときは、必ず財布を手元に置く。

大きすぎて、邪魔にしかならない

あれは、ブランド業界の策略であったとしか思えない。

買った長財布は、ほとんど使わず箪笥たんすやしになっている。

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キャッシュレス時代の財布

現代では、ビジネスカジュアルが主流だ。

スーツ姿のサラリーマンも少なくなった。

追い打ちをかけるのが、キャッシュレス。

docomoがお財布ケータイを発表してから、キャッシュレスに拍車がかかった。

スマホがあれば、お金を持ち歩く必要もない。

私が愛用している財布は、モンベルの小銭入れ

モンベルの財布

アウトドア好きには、お馴染みだろう。

クレカ1枚と、免許証が入っている。

現金は、できるだけ使わない。

マイルを貯めて旅行を楽しむ主義だ。

キャッシュ・イズ・キング

黒字倒産という言葉がある。

もうかっているのに、倒産してしまうことだ。

キャッシュフローが、いかに大事かがわかる。

キャッシュの使い方

住宅ローンを、繰上げ返済する人は多い。

しかし、それが本当に正解だろうか

0.5%の住宅ローンに充てるより、

高配当株で3〜4%の配当金をもらう選択肢はないだろうか?

一時5%を超えた米国国債を、今のうちに買っておくのも一手だ。

日銀のインフレ目標は2%だ。

なにもしなければ、資産は目減りする。

運用の失敗が恐い?

余剰資金を投資しないのは、日本人だけだ。

持ち家は負債

持ち家を資産だと思っている人は多い。

間違いなく負債だ。

ローンを完済しても負債のままだ。

その証拠に、固定資産税を支払わなければどうなるか。

政府に差し押さえられ、競売にかけられて終わりだ

住宅ローンを完済しても、所有権を有しているだけにすぎない。

■資産=現金が入る状態
■負債=現金が出る状態

「金持ち父さん」は、一度は読んでおいて損はない。

あとがき

キャッシュレス化が進む一方、システムトラブルのリスクは残る。

カードで買い物できず、出金もできなければ困ってしまう。

スマホを紛失すると、日常生活にも支障をきたす。

便利な世の中である反面、危うさも垣間見える。

いずれ、網膜や静脈など生態認証の時代が来るのだろうか…